【インタビュー】特別養護老人ホーム白山山荘 佐藤 勝彦さん

多田 ひとみ2016年6月8日 by多田 ひとみ

社会福祉法人 木田福祉会 特別養護老人ホーム白山山荘 佐藤 勝彦さんにインタビューしました。

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【佐藤 勝彦さんプロフィール】
2014年9月4日~2015年1月31日
平成26年度香川県緊急雇用創出基金事業(地域人づくり事業)
「介護人材確保支援事業(初任者研修コース、派遣型)修了

 

他業種からの転職…きっかけは?

 

icon_tada佐藤さんが県の緊急雇用創出基金事業(地域人づくり事業)に参加されたきっかけは?

 

 

 

icon_satosan大阪で飲食業のマネージャーを勤めていましたが、会社都合で倒産となり、地元 高松に帰ることになりました。長い間、大阪にいたため何の伝手もなく、ハローワークに相談。介護福祉には興味はあったので、職業訓練校で10月から始まる介護のコースを選択しました。これまで経験してきた接客が役立つかもと思い、応募しました。

訓練校が始まるまでの2ヶ月弱の間、短期・単発派遣で何かないか?と思いアビリティーセンターに派遣登録に行きました。そこで登録コーディネーターからアビリティーセンターにも「香川県緊急雇用創出基金事業(初任者研修)」があることを聞きました。ですが、すでに職業訓練校に行くと心に決めていたため、あまり乗り気ではありませんでした。訓練校で研修を修了すれば、仕事は探せるだろう、くらいに考えていました。
多田さんの執拗な(笑)説明と、アビリティーセンターのプログラム参加のメリット・デメリットをお聞きして、数日間悩みましたが参加を決めました。
※介護施設などで派遣で「介護業務補助」として従事しながら、介護職員初任者研修課程と介護人材育成プログラムを修了し、各施設で直接雇用となることが目的のプログラム。
香川県より委託を受けたアビリティーセンターが行っています。(平成26年度)

 

icon_tada実際に紹介予定派遣で就業スタートしてみていかがでしたか?
派遣就業時点では、介護技術の基礎研修と接遇マナー研修のみで
座学なしでの就業は不安でいっぱいだったと思います。
実際にはいかがでしたか?

 

 

icon_satosan紹介予定派遣の6ヶ月間、仕事をしながら学ぶシステムだったので、お互い(職場と自分)をじっくり知れてミスマッチを回避できたと思っています。それから、この間アビリティーセンターの担当者がついてくれたので安心しました。

僕は特養でしたので、結構ハードで介助する時間が限られており、手取り足取りのレクチャは難しかったです。コミュニケーションの一環として職員の方を呼び止めては、少しずつ教えていただきながら何とか座学と照合することができるようになりました。

 

アビリティーセンターでの研修を経て…

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icon_tada介護職員初任者研修を含むフォローアップ・ブラッシュアップ等の各種研修は、ためになりましたか?

 

 

 

 

icon_satosan自分は接客業を長年していたのである程度は大丈夫だと過信していました。基礎的な研修でしたが、多くの気づきがありました。
初任者研修では、緋田先生などの眠くならない(大笑)講義で1科目ずつクリアできました。
あとは、他の受講生との意見交換(愚痴含め)により、情報を共有・共感できることが多く、とても貴重な時間でした。
本音を言うと・・・多分皆さん同じだと思いますが、施設様での就業はもちろんですがアビリティーセンターでの研修が何より楽しみでした。勉強をしにいくのに楽しみって人生初でした。

 

 

icon_tada核である「介護職員初任者研修」スタートは9月14日。講義開始5分前のスピーチでは、1番目だったのを覚えていますか?
佐藤さんのスピーチ、多田日記に残っています。
「戸惑うこともあったが、ここ(アビリティーセンター)に来て皆さんの話を聞いていると頑張ろうという気持ちになります。みなさんありがとうございます」
その後、指名制で次々スピーチしましたね。
考えてみたら、今も【同期会】と称して飲み会をしているメンバーですね。

 

 

icon_satosanそんなこと言いましたか?(大笑い)
波長が合うというか、志が高いメンバーなのでプライベートでも自然と集まっています。引き寄せられたというか、何と言うか気の置けない、大切な同志です。

 

 

介護の現場に身を置いて

 

icon_tada介護福祉の業界でお仕事を始めて、今年の9月で丸2年になりますが、本音の部分を語っていただけますか?
きつかったことは?

 

 

 
icon_satosanカッコつけているつもりはないが、基本的に無いです。
知人から、排せつ介助は絶対出来んわ、と言われましたが
この仕事を始める段階でわかっていたことであるし、特に何もなしです。

 

 

 

 

icon_tada現在の悩み・人間関係は?

 

 

 

 

 
icon_satosanうーん、何もないとは言えませんが介護現場は介護職員なり看護師なり「女性の職場」であり、やはり女性のパワーがすごいです。
気配り・目配りが苦手な男性がいることに違和感を感じるようです。
僕なりに何とか頑張ってはおりますが・・・

 

 

 

icon_tada佐藤さんが常に前向きな姿勢で、良く気がつき、その部分ではよい意味で女性脳が強いのかな?
その姿から気づきをいただきましたし、私も頑張ろうという気持ちになりました。また立派なお体からは想像しにくい、繊細な心の持ち主だと思います。
そしてリーダーシップが素晴らしく、みなさんへの配慮も一目置かれていました。それは接客経験の賜物でしょうか?

 

 

 
icon_satosanやはりこれまでの経験は活かせていると思います。
無駄ではなかったし、介護の仕事に就くために、これまで修行を積んできたのかも?と思うこともあります。

 

 

「介護には夢がある」

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icon_tada飲食業のマネージャーも経験されてきたのですから、10年後には、法人の上層部で運営にかかわっているのではないかと思っています。
同期のI井さんは、介護福祉士を取得して経験をしっかり積んで、講師としてアビリティーセンターに戻ってきます!と修了式の際に話してくださいました。
佐藤さんの目標と将来設計を教えてください。

 

 

 
icon_satosanまだまだ経験、国家資格も取得していないので、大きなことは言えませんが、できれば、マネージメントも視野に入れています。
夢、いや野望は持っておいたらいいと思っています。

 

 

 

 

icon_tada佐藤さんにとって介護とは?

 

 

 

 

 
icon_satosan「夢」です。NHK“プロフェッショナル仕事の流儀”に出演する人たちほど、まだ今の仕事について語る程、経験も知識もありません。これから先、さらに努力して勉強して経験を積むことで「介護」の何かが見えてくるかもしれません。それまでは謙虚に、前向きに、がむしゃらに介護の仕事を続けていこうと思います。

 

 

 

 

icon_tada最後の質問です。プロフェッショナルとは?

 

 

 

 

 
icon_satosan難しいですね。ざっくりとその道を極める人でしかね。
王貞治さんが「プロはミスをしない」と厳しいことを言っていましたので、それを念頭に仕事をしています。怒られてばっかりですけど(笑)

 

 

 

 

本日はありがとうございました。

 

 

撮影協力:株式会社デュエット まるざ発芽玄米研究所
代表取締役 山川 瑞穂・取締役 橋本 博子

category / 働く人にインタビュー

この記事を書いた人

多田 ひとみ

多田 ひとみ

アビリティーセンター株式会社 高松オフィス所属。家族のリハビリを経験して福祉業界に深く興味を持ち、2012年アビリティーセンター主催の介護雇用プログラム説明会に参加したのを機に、介護専任キャリアアドバイザーに。介護福祉士実務者研修,介護職員初任者研修,介護福祉士国家試験対策講座,介護支援専門員受験対策講座,認知症研修,介護福祉施設見学会、介護実技体験会、福祉車両体験ツアー、現役介護職員座談会、介護食調理実習などの企画・運営,優良施設の人材需要に対し,人材紹介,派遣を行う。

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