転職事例5:6ヶ月の葛藤を乗り越えたきっかけ

加藤 士陽2013年3月28日 by加藤 士陽

今回は、葛藤の末に自身の新たな可能性にチャレンジしたTさんにお話を伺いました。

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BEFORE 内装材メーカー・生産技術
AFTER  【香川】化学メーカー・研究
Tさんのご経歴
  • >内装材メーカー会社(1年6ヶ月)
    生産技術/チームの中心として研究に取り組むも自分の成長が見込めない環境に悩む
  • >化学メーカー(現在)
    研究/1人でテーマを任され原料の評価を担当

 

転職を意識された理由は?

友 人からの一言でしたね。入社してから何度も、自分の仕事に対する思いと現実とのギャップに葛藤することがありました。自分と比べ、社外にいる同期の友人は 仕事に対して迷いがない。自分の成長がどんどん遅れてきている気がして、本当に悩みました。社会人1年半くらいで転職を考えること自体が、”逃げ”じゃな いか、成長できないのはどこへ行っても同じじゃないか、というように悪だと感じて自分を責めました。仕事にも前向きになれず、転職活動にも踏み切れず、そ んな毎日が6ヶ月ほど続いたと思います。そんな当時、友人から、「お前、顔が死んどる。大丈夫か?」と言われたんです。衝撃的な一言でした。自分では表に 出さずに振舞っていたつもりでしたので…。「ああ、やっぱりこのままじゃだめだ。この会社では一生やっていけない。」そう感じて転職活動を開始しました。
 

転職されるときに重視されたことは?

なんといっても、仕事を通じて自身の成長が感じ られる、ということですね。前の会社では、大学で勉強した分野が仕事に直接活かせられた点では大変やりがいがあったのですが、もっと深く、もっと広く、知 識や技術を得たい!と思った時、その時点では多くの可能性を感じる事ができませんでした。多くの分野で研究している会社で、新しいことにチャレンジし続けられたらいいなと思いました。あとは、勤務地が香川県であること、それから最低限の収入ですね。
 

新卒で就職活動されたときと今回とでは重視した内容が違いますか?

違 いますね。新卒時は本当に何も考えていなくて、とりあえず自分の好きなことをやりたいということしかありませんでした。だから、大学で勉強した分野にし ぼって転職活動をしたんです。今になって当時の自分は考えが甘かったなと思います。一生の仕事ですから、自分のこと、会社のことを知り、将来も考えて選ぶ べきだったかなと思います。
 

どのような形で転職活動されましたか?

まずは情報収集のため、求人情報誌や転職サイトを見比べました。他社と比べ、アビリティーセンターのサイトは情報量が多くてすごくわかりやすかったです。年収など知りたい情報がきちんと公開されていて、ここなら信頼できそうだと感じました。勤務地を重視した結果、求人数の最も多いアビリティーセンター1社に絞って登録しました。ここで無ければ、他の転職サイトにも無いだろうと思ったからです。私の場合は、登録してからすぐに求人案件の紹介があり、3ヶ月ほどですんなり決まりました。
 

転職活動をする中で困ったことや悩んだことは?

仕事を続けながら転職活動をしたことです。今進めている仕事の志気にも関わるので、チームの仲間や上司に知られないよう、水面下で活動をしました。こんなに大事なことなのに、誰にも相談できない。この状態が一番大変でした。
 

アビリティーセンターを利用して解決できましたか?

はい。コンサルタントの方のフォローが良く、精神面での助けになりました。 新 卒採用と違い、中途採用は厳しい!次の転職先は絶対に辞められない!という思いは人一倍強かったです。逆に、新卒時も面接をしたのは2社だけだったため、 就職活動の経験も少なく、自信は全くありませんでした。本当にうまく行くんだろうかと、不安でしょうがなかったです。そんな私にとっては、履歴書の書き方 のアドバイスや模擬面接などのフォローがうれしかったです。理想的な職場に出会え、おまけに給与もアップしましたので本当に満足しています。
 

今はどんな仕事をしているのですか?

原料の評価です。私の取り扱う原料は商品として完成するまで約6ヶ月を要するので、悪い原料で製品化してしまった場合その6ヶ月が無駄になってしまいます。 そうならないために小規模な実験によって原料として使えるかどうかを判断するんです。入って4ヶ月でこんな重要な仕事を任されるのかとびっくりしました。 後々にすごいデータが残っていくので、正確なデータを出さなければというプレッシャーはありますが、とてもやりがいのある仕事です。
 

今の職場が前の会社と大きく違うところはどんなところですか?

「わからないことがたくさんある」ということです。 求められるレベルがとても高くて、深いところまで知識が必要とされます。これまでは調べなくてもわかることばかりでしたが、今は自分なりに考えて、調べ て、提案して、自分の知識が蓄積されていくのを実感しています。毎日忙しくてしんどいですが、成長のスピードは前と全然違いますね。
 

入社前のイメージからのギャップなどは感じましたか?

そうですね、イメージは少し違っていたのですが、やはり伺っていた通りでした。常に優秀な人材を求めて動いておられるということを聞いて少しびびっていたのですが、入ってみると皆さん良くして下さっています。
 

最後に、転職希望者へのアドバイスをお願いします。

私は入社して1年が経つころから職場へのギャップを感じて6ヶ月ほど悩み、葛藤した時期がありました。転職しようか、でもどうすれば。でもやはり動かないと ずっとこの仕事だし、やりがいがないし、やる気がおきないし。転職活動は思っていたよりも体力的にも精神的にもきついです。安易に考えることではないと思 います。それなりの覚悟をきめて、次は絶対ここで骨をうずめるという覚悟でやらないといけないです。
 

インタビューを終えて

転職しようかどうか、理想と現実のギャップに悩む方は多いと思います。でもそこで人生を分けるポイントは「決断できるかどうか」です。勇気を持って決断したTさんだからこそ、結果として良い職場にめぐり合えたのだと思います。

category / UIターン転職者事例研究

この記事を書いた人

加藤 士陽

加藤 士陽

アビリティーセンター株式会社所属の人材採用コンサルタント。1972年愛媛県新居浜市生まれ。大学を卒業後、グラフィックデザインやソフトウェア開発のフリーランスを経て現職に至る。現在は香川県、愛媛県、高知県、徳島県に本社を置く企業の採用担当者に、Webや紙面媒体での採用広告制作、リクルートイベント企画などのサービスを提供している。

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