転職事例6:厳しい雇用環境の中、東京から愛媛にUターン

2013年5月16日 byアビリティー・センター

今回は、厳しい雇用環境の中、東京から愛媛にUターンしたTさんの話を伺いました。

0006

BEFORE 【東京】システム開発会社・システム保守
AFTER  【愛媛】製紙メーカー・総務部システム課
Tさんのご経歴
  • >システム開発会社(3ヶ月)
    大学病院のシステム保守担当/操作説明、マニュアル作成、病院関係者からの改善要望のとりまとめ、病院システム課との折衝、システム機器等の設置及び設定・トラブル対応
  • >環境器機メーカー(1年3ヶ月)
    大学病院システム課/上記業務に加え病院側のシステム運用改善

 

転職相談会への参加

大学卒業後、東京で就職しましたが、いつかは愛媛に帰って就業しようと思っていました。しかしながら、東京では愛媛の転職情報が何も入らず、どのように動いてよいかもわからず困っていました。
そんな時、7月に東京でアビリティーセンターの転職相談会が開かれるのを知り、情報をもらおうと参加しました。相談会で会ったコンサルタントの斎藤さん は、「以前なら多くの業種で募集があったけれども、現在は大変求人が少ない。しかし、こことここの求人ならある」と、良い情報だけでなく悪い情報も詳しく 説明してくれて真実味があるなあと感じました。また、地元の細かい情報もよく把握していて、四国に強い人材紹介会社だなと思いました。

転職活動スタート

転職相談会の後から、少しずつ転職活動を始めました。アビリティーセンターからは、求人情報をいくつか紹介していただきました。情報はメールでもらうことが多かったのですが、斎藤さんからは、すぐに返事がきたのでとても身近に感じて嬉しかったです。
東京で転職活動していましたが、まるで地元の愛媛で活動しているような安心感がありました。些細な内容でもきちんと対応してくれて、とても気楽にメールのやり取りができました。

最初の不採用が転機に

実家が松山市なので、松山近辺の企業を探していました。営業の職種でしたが、販売するものが現職で扱っている内容と大変近いものだったので、転職先でも役立つと思い募集しました。しかし、残念ながら面接で不採用となりました。
ちょうどその頃、現職の仕事に区切りがつきました。転職先が決まらないまま退職をして愛媛に戻るべきかずいぶん悩みました。アビリティーセンターのコンサルタントにも相談しました。コンサルタントは今までの経験から、転職先が決まらないまま退職することのリスクの多さを聞かされ、思いとどまるようにいわれました。転職の成功だけではなく、私のことを思ってくれていると実感しました。 

エリアを広げて再チャレンジ

松 山での不採用を教訓に、転職可能エリアを松山だけでなく、中予、東予に広げました。また、今まではコンサルタントからの求人紹介だけを待っていましたが、 四国転職ネットに掲載されている求人内容を自分で確認し、コンサルタントにメールで質問したりして、自分からも積極的に動きました。

できるだけ現職の仕事が生かせる職種を探していたところ、四国中央市での求人を見つけました。現職でのシステム管理の仕事が強みになると、総務部のシステム課の求人に募集しました。そして、やっと内定を取ることができました。

転職希望者にひとこと

転職情報を得るためには、いろんな手段を使うことが大切だと思います。自分で調べるだけでは限界がありますから、人脈、出身大学の教授など、違う方面の人の意見・話を聞くとたくさんの情報が得られます。自分だけでいろいろ考えるだけでなく、多くの人に相談し、視野を広げて、自分の道を見つけていくことが、最終的に転職成功につながるのではないでしょうか。

転職支援サービスを利用すると給与面を事前に確認できることは助かりました。企業面接を受けるだけでも大変なのに、その企業の採用条件、給与面を尋ねるということは、直接応募では考えられません。
でも、コンサルタントには、企業側に尋ねにくいことでも聞きやすく、安心して企業面接に望めます。 

インタビューを終えて

転 職活動を行うにしたがって、転職条件がはっきりとして成功に至ったと感じました。また、多くの人から意見を聞くというまじめで素直な姿勢が、チャンスを呼 び込んだのではないかと思いました。自分の信念をしっかり持ちながら、広い視野で転職を行うことの重要性を改めて感じさせていただきました。

category / UIターン転職者事例研究

TOPへ戻る