転職事例13:長期的なライフプランのため、2度目の転職!

加藤 士陽2014年4月15日 by加藤 士陽

今回は、結婚を期に地元への転職を決意、異業種でありながら
経験を活かせる転職を実現させたSさんにお話を伺いました。

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BEFORE 【東京】大手システム会社 SE
AFTER  【香川】製造業 SE
Sさんのご経歴
  • >大手総合エレクトロニクスメーカー(2年10ヶ月)
    システムエンジニア、プロジェクトリーダー
  • >大手外資情報通信グループ日本法人(4年2ヶ月)
    ITコンサルタント

 

これまでどんなお仕事をされていたか教えてください。

こ れまでに2社での勤務経験がありますがずっとシステム関係の仕事をしてきました。具体的には、まず顧客が実現したいことをヒアリングし要件として整理しま す。そして関連部門との調整をはかりつつシステムに落とし込み、最終的にシステムを絡めた一連の業務として成立させるというものでした。
 

転職のきっかけは何でしたか?

きっ かけは地元に戻りたかったことと、年齢的にもラストチャンスだと思ったことです。いつかは家族のいる地元に戻りたいと考えていましたし、個人的な見解では ありますが転職年齢リミット35歳という期限が迫ってきていました。この機を逃すと地元に戻れるのは定年後になってしまうのでは、と思い活動をスタートし ました。
 

これまではどちらで働かれていたんですか?

大阪や東京ですが、担当する顧客によってはずっとホテル住まいで地方の顧客先に常駐するということもよくありましたね。
 

離れた場所への転職活動になったわけですが、どのようにスタートしたのですか?

前回の転職で全国規模の大手転職サイトを利用したので今回も同じように登録しました。でも香川となると格段に求人が少ないんですよね。大手は地方にパワーかけないですから。それで地域に特化した転職支援会社を探していたところ四国転職netに出会いました。
 

実際に四国転職ネットを使ってみていかがでしたか?

地域に特化している他社も利用したんですが提案型の感じではなくレスポンスもあまり良くなかったので転職活動が行き詰っていました。四国転職netでは担当の和田さんから私の職歴や希望にあう案件に絞って提案いただけたのでとても助かりました。東 京でのUターン転職相談会で直接お会いした際に現在勤めている会社の求人を紹介いただいて『さっそく受けてみます』という流れになりました。メールや電話 のやり取りよりも実際に人とあって話をすることで疑問や不安が解消されて気持ちが整理されたってこともあったと思います。
 

都会から都会と都会から地方への転職活動に違いはありましたか?

地方企業の情報収集が難しいところでしょうか。都会だと知っている会社も多くネット上に情報もあります。転職活動の本質的なプロセスにおいて違いはないと思います。
 

新卒での就職活動と、1回目・2回目の転職の活動と違いはありますか?

新卒のときは正直どの会社がいいのか、何が自分に向いているのかなどは不明確なまま、規模や知名度で判断した部分が大きかったように思います。1回目の転職 のときは仕事の内容を優先しました。自分のやりたいことが明確になってきて、その時の仕事とは方向性にズレを感じるようになったので転職しました。そして 今回は結婚したこともあり家族を含めた長期的な今後の生活をもっとも重視しましたね。
 

今回の転職で、職種や業界など地域以外でこだわったことはありますか?

シ ステムを使用するユーザー側の立場でこれまでの経験を活かしたいと考えていました。これまではシステムを作る側だったんです。プロジェクトごとに様々な業 界や業種の顧客と仕事ができたことは非常に良い経験でしたが、プロジェクトが終わると顧客との関係も一旦終わってしまいます。その後、自分が収めたシステ ムはどの程度役立っているだろうか、といった手応えを感じることが難しい環境でした。だから次の仕事では自分の会社のシステムに携わって会社とともに成長 しいきたい、そういった思いに至りユーザー企業への転職を望むようになりました。
 

実際に、転職活動をされる中で、不安に思ったこと、困ったことはありませんでしたか?

給 与面で大きく低下する点ですね。本当に生活できるのかとても不安だったので待遇面の詳細を何度も問い合わせて、都会と地方での経済面でのシミュレーション を繰り返しました。あと大変だったのは妻の説得ですね。将来的には地方で暮らしたいという思いは以前から一致していたんですが、いざ本当に都会から地方へ となるとなかなか踏ん切りが付かない様子でした。一週間ほど毎日同じ議論を繰り返してましたね。
 

業界が変わることへの不安はありませんでしたか?

不安はなかったですね。これまでの仕事では顧客の業界が変わることが常だったので。
 

今はどのような仕事をされているんですか?

ユー ザー企業の情報システム部門に所属しています。具体的には、各部門がシステムで実現したい業務についてヒアリングして、システム的な観点で情報を整理した りアドバイスします。システム開発を業者に外注する際には間に入って調整も行います。そうやってシステムへ落とし込んでいきます。システムを使う側に立場 が変わっただけで仕事の内容はこれまでと大きく変わらないので経験が活かせていると思います。ただ違うのは担当する業務の幅がとても広がりました。少人数 で仕事を回すので決まった領域の仕事だけというわけにはいきません。大変なこともありますが視野も広がりますし、多くの部署の方と仕事をして話を聞けると いう今の立場はとても有り難いと思っています。
 

四国に戻られて、地元に帰ってくるメリットは感じましたか?

親 兄弟が近くにいるという安心感はとても大きいです。私が戻ってきたことをすごく喜んでくれてます。これまでは年1回会う程度だったのが今は月に数回は一緒 に食卓を囲んでますよ。地元を15年近くも離れていたので親兄弟とこれまで以上により良い関係が築けていけているのが楽しくて本当に嬉しいです。
あとは、なんといってもぽっこりとした山が見える!子供の頃から見てきた風景だからですかね、不思議なほど落ち着いた気持ちになります。
 

今後の抱負はありますか?

20代の頃は、自分の市場価値を上げたいと思っていました。でもこれからはしっかりと腰をすえて会社の中での自分の価値をあげていきたいと思います。そのために、ひとつひとつの日々の積み重ねを大切にして信頼される人材に成長したいですね。
 

これから転職をされる方や、迷っている方にアドバイスはありますか?

転職することで失うものもあれば得られるものもあります。個人的には転職することで比較できるものさし得るというのは大きな財産だと思います。また、転職活動の中で自分の評価を客観的に知ることができるのも有益です。転職に興味があっても実際に行動に移せていない方もいると思いますが、興味があるならとにかく転職活動をスタートしてみてはいかがでしょうか。結果的に引き返したって全く問題ないと思いますよ。何もせずに後になってから「あの時、動いていたら・・・」なんて思うくらいなら、とにかく今やってみるべきです。
 

インタビューを終えて

こ れまでの経験や知識、そして持ち前のコミュニケーション能力の高さ活かし、異業種への転職を成功させたSさん。 『これからは社内での自分の価値をあげ、会社と共に成長したい』という言葉がとても印象的でした。地元香川でご家族と共に、そして会社と共に、益々活躍の 場を広げていかれることと思います。

category / UIターン転職者事例研究

この記事を書いた人

加藤 士陽

加藤 士陽

アビリティーセンター株式会社所属の人材採用コンサルタント。1972年愛媛県新居浜市生まれ。大学を卒業後、グラフィックデザインやソフトウェア開発のフリーランスを経て現職に至る。現在は香川県、愛媛県、高知県、徳島県に本社を置く企業の採用担当者に、Webや紙面媒体での採用広告制作、リクルートイベント企画などのサービスを提供している。

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