【名古屋から愛媛へ移住】西条ブルーベリー農園・寺田さんご夫婦インタビュー(4/4)
2014年11月25日 byアビリティー・センター
こんにちは!四国転職netのコンサルタント・王です。
6年前に愛媛県西条市に移住した寺田さんご夫婦のインタビューもついに最終回!
移住後の人とのつながりや、田舎暮らしについてのお話です。
ブルーベリーの販売先は自分で開拓されたとお聞きしましたが、営業に行っているのですか?
けっこう行きますよ。ぜんぜん何のプレッシャーもなく。
ずっと営業だったんで、そういうの得意みたいで。
しかも飛込みが苦じゃないっていうから。
普通は躊躇しますよね、初めて行くところなら。
うちは主人の営業力のおかげで開拓できたんじゃないかなと思います。
けっこう打率高いよね。
高い。だって農業者から営業来ないですもん、ふつう。
「農業者から営業来たぞ!!」って向こうがびっくりしちゃって。
どっちかですよね。
農協の組合員になって全部買い取りしてもらうのか、自分たちで販路を拡大していくのか。
今まで市場へは出したことがないです。出そうかなと考えたことはありましたけど。
誰が食べてくれたかって、わかりやすいのがいいですよね。
直接ダイレクトにお客さんの顔が見えるっていうか、それが一番やっててやりがいがあるかなって思いますよね。
実際、摘み取り体験が一番楽しいです。
やっぱり話しができて、「美味しかった」って言われると嬉しいじゃないですか。
人との繋がりが増えるのは嬉しいですね。
主人もそうですけど、わたしもけっこう喋るほうだから、そういうので知り合いがどんどん増えていくのかなぁって。
性格もあるのかな?
けっこう物応じせずに、どんどん外へ入って行っちゃうほうなので。
空気読めないって言えば二人ともそうかもしれないけど(笑)
田舎だから、人と人とがつながりやすいんですよね。
「○○さんの友達の友達」とかでつながるし。
それが最初がすごい不思議だったんですよ。
なんか運命的なかんじがしてたんです。
一人の人と出会って、その方から「○○さん知ってる?」って聞かれたら知ってるんですよ!その人を!
最初は「すごい!」「私、絶対ここに来るべくして来たんだ!」と思ってたんです。
でもよく考えたら人口が少ないので、3人くらいたどると知り合いにあたるんですよね。途中で気付きました(笑)
意外に仲間というか、知り合いがすごい勢いで0から増えました。
最初は、誰も知らないところに来て、孤独なんだろうなって思ってましたけどね。移住っていうのは。
でも、最初の数ヶ月だけでした。
この前もイオンに行ったんですけど、3~4人知ってる人がいたんです。
それくらいこの6~7年で知り合いが増えました。
想像してませんでしたね。
お二人はとても楽しんでいらっしゃいますよね。
会社も楽しかったですよ。すごく。
何でも楽しめるタイプですね。
仕事に疲れてこっちに来たとかじゃないですし。
根っからは都会の人だから、いろんな田舎のものがより新鮮に感じられるんじゃないですかね。
寺田さんは釣りがとてもお好きなようですね。
去年の秋に釣った魚を先週、全部食べ終えたんです。
ずっと真空パックにして、冷凍してたんですよ。すごく食費がういてますよ(笑)
現金は動かないけど生きていけるってね。
その釣りも、けっこう釣れた魚をいろいろ交換してもらうんで。
農家の人のところ持って行って、お野菜と交換してもらったりするんです。
お金にはならないけど、身にはなってるってかんじ(笑)
しょっちゅうハマチとイカ食べてます!ここ最近、真鯛ばっかり出てきます。
だから移住する人はみんな釣りしたほうがいいですよ(笑)
そうだね。趣味とかが田舎に適した趣味のほうがいいよね。
例えば車が趣味とかだと、ちょっと違うかなってかんじがするし。
どこまで譲れるかというか・・・。
今は全部ネットで買えるじゃないですか。
インターネットがあれば、特に不自由なく暮らしていけると思います。
後は、どうその環境になじむかというか、自分がどこまで気持ちをあわせられるかということですかね。
1個がイヤだったら全部イヤだから。
それをどこまで自分の中で消化できるか、楽しめるかっていうことかな。
寺田さん、ありがとうございました。
たくさんのお話を聞かせていただき、知らない土地にくることで今までの生活と違うところはたくさんありますが、何でも楽しんで、受け入れて、自分からアクションを起こしていくことが大切だなと感じました。
移住をお考えの方は、ぜひ寺田さんご夫婦のインタビューを参考にしてください。
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