転職事例8:子どもが生まれたら地元に帰りたい

2013年8月30日 byアビリティー・センター

今回は、お子さんが生まれたことをきっかけに
1年をかけて地元に転職したKさんにお話を伺いました。

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BEFORE 【奈良】健康器具メーカー・営業職
AFTER 【香川】医療材料メーカー・営業職
Kさんのご経歴
  • >健康器具メーカー(6年)
    営業/自社製品の個人営業、法人営業を行う。販売からアフターフォローまですべてを行う

 

転職のきっかけは?

関西地方の大学を卒業後、大阪府の健康器具メーカーで就業していました。営業職としての成績も順調で、仕事の幅も広げることができました。
ただ、営業職としていっそう力をつけたいと思っていましたが、会社との考え方に食い違いがあり、少しずつやる気が落ちていきました。また、結婚し子どもが 生まれたので、自然豊かな地元に香川で暮らしたいという思いが強くなりました。現在の職場は残業が多いため、家族と過ごす時間が短くなることにも不満を感 じるようになりました。
 

どのような方法で転職活動をされましたか?

前職よりさらに専門的な医療業界に興味をもっていたので、まずは医療機器メーカーのホームページの採用情報を見にいきました。しかし、就業先が香川の採用情報がなかなか見つかりませんでした。
次に大手人材紹介会社に登録し、求人情報を集めました。それでも香川の求人が見つからなかったので、香川に強い人材紹介会社を調べていたところ、アビリティーセンターを見つけ登録しました。
 

転職活動で苦労したことは?

転職を希望してから、求人が見つかるまで9ヶ月かかったことです。
転職先は、香川県で医療業界の営業職と決めていました。人材紹介会社からは、たくさんの求人を紹介していただき、履歴書の書き方や面接応対セミナーなども受けましたが、残念ながら香川で働ける求人に応募することができませんでした。

在職中の会社では、自分の仕事を任せられるように部下へ指導をしていましたが、就職先が見つからず、香川の求人が見つかるまでの9ヶ月間は不安でいっぱいでした。
 

アビリティーセンターを利用してみていかがでしたか?

ア ビリティーセンターに登録する時に、タイミングよく香川で就業できる医療材料メーカーの営業職求人が掲載されていました。その求人の問合せをしましたが、 求人内容を細かく、分かりやすく教えていただけました。今までの不安がうそのように、転職先への就業に向けてスムーズに話が進みました。
 
就業内容、就業場所、雇用条件など、コンサルタントさんにしっかりと相談にのっていただきましたので、安心してお任せすることができました。おかげさまで、3ヶ月で就業が決定しました。ほんとうに感謝しております。
 

転職先のお仕事はいかがですか?

現在は、医療機関のドクターへ医療材料の販売・営業を行っています。
この仕事は販売だけではなく、ドクターへの商品の取り扱い説明やアドバイスをしないといけないので、医療に関する様々な知識が必要になります。そのため、ドクターと対等に話が出来るように、医療に関する文献や薬事法など様々な勉強を行っています。
 
営業職は就業時間が不規則になりがちですが、現在の会社はスーパーフレックス制が導入されており、自分で時間管理をマネージメントできます。家庭の時間も作ることができ、仕事も家庭も充実しています。 
 

松山へ転勤になったそうですが。

香 川で就業した半年後に、松山へ転勤することになりました。最初は自分のこだわりである香川を離れることに迷いはありましたが、未開拓地の愛媛で業績をあげ てほしいという会社の期待に応えるために転勤を決心しました。愛媛は病院までの通勤距離が短いので、以前より家族との時間が多く取れるようになりました。
 
また、時間だけでなく給与でも余裕が生まれました。インセンティブも含めると、おおよそ200万円ほどアップしました。
 

これから転職を考えている方に一言お願いします。

医療業界と香川県という転職条件のこだわりを持っていましたが、すべてを完全に満足させることは、本当に難しいと感じました。自分の大切なものが何なのかを考え、香川県ではなく愛媛県も、子供を育てる環境として満足できると考えるようになりました。
 
自分のこだわりをしっかり持ちながらも、譲歩するためには、たくさんの企業を知る必要があります。人材紹介会社を使うことで、会社情報や求人情報を得られたことは大きかったと思います。
 

インタビューを終えて

医療業界の仕事をスキルアップさせ、香川県に戻ることができたKさん。
愛媛への転勤は残念でしたが、自分の優先順位をしっかりと把握したことで、仕事も家庭も希望条件が満たされたのではないでしょうか。

category / UIターン転職者事例研究

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