転職事例15:資格を武器に、より自分に合った地元企業へ納得のUターン

2015年2月1日 byアビリティー・センター

今回は、資格を活かし、納得行く初めての転職を実現されたNさんにお話を伺いました。

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BEFORE 【東京】大手総合防災設備メーカー 施工管理
AFTER  【愛媛】渦潮電機株式会社 陸上電気工事
Nさんのご経歴
  • >大手総合防災設備メーカー(4年半)
    防火・防災設備の施工管理、火災受信盤の品質管理

 

これまでどんなお仕事をされていたか教えてください。

自動火災報知設備・消火設備等の各種防災システムを提供する東京の大手企業で、トンネルの防火・防災設備の施工管理や、火災受信機の出荷前検査などの業務を担当していました。
 

今回の転職のきっかけは何でしたか?

前職の仕事内容にも満足はしていましたが、残業時間が月150時間を超えたり徹夜が続いたりと、なかなか自己研鑽の時間が確保できませんでした。
新卒での就職で都会に憧れもあり東京の企業を選んだのですが、トンネルの施工管理業務では山間部の現場を次々に巡るため、1年のうちで東京にいる期間はほんの数ヶ月。
それならば田舎に帰りたいという気持ちも出てきました。仕事自体にはやりがいを感じていましたが、より自らを成長させられる環境で力を発揮したいと考え、転職を決意しました。
 

転職活動はどのように進められましたか?

前職を退職後、3〜4ヶ月かけて転職活動を行いました。
まずはハローワークを利用し、その後は四国転職netなどのリクルートサイトを活用してネットで情報を収集しました。20社程度の情報を集めたところで自分の希望に合う企業を3社まで絞り、応募しました。雇用条件は年間休日や給与形態を重視していました。
 

渦潮電機様に決めた理由は何ですか?

地元の有名企業であり、ビルや工場・施設などの電気工事を行っていたので、自分の資格や能力を活かせると考えたからです。
 

現在はどのような業務をされていますか?

建物を建てる際の電気設備の施工図作成、施工図作成に伴う書類作成、現場監督、および電気工事を主に担当しています。
これまでは今治周辺の銀行や系列会社の菓子店、他の現場の応援、工場の増築工事、公共工事等の案件に携わりました。まだ大きな案件は担当していないので、ひとつの現場にかかる期間は2、3ヶ月です。
 

これまで携わった案件で、思い出深いものはありますか?

初めて責任者として工事を任せてもらった時に、知識不足で周囲に迷惑をかけてしまったことがあります。その時は先輩の皆さんに相談して助けていただき、無事に工事をやり遂げることができました。
自分の経験の浅さを実感した苦い思い出ですが、成長につながったと感じています。
 

やりがいや職場環境はいかがですか?

やはり自分が担当した物件が美しく出来上がった時にはやりがいを感じます。
また、前職では1案件に何人も現場監督がいて設備ごとに分かれて業務をしていたのですが、現職では1人の現場監督が一括で仕事をするため任される業務範囲が広く、そういった面でも非常にやりがいを感じます。
職場環境については前職のように徹夜することがなくなりましたし、残業時間もずっと減ったので満足しています。
 

入社して11ヶ月ですが、あこがれる先輩はいますか?

自分がほぼ最年少ということもありますが、すべての先輩があこがれです。
どの先輩も私よりずっと知識があり、経験が豊富で業務遂行能力も高いので、少しでも真似できたらなと思いながら日々の業務に取り組んでいます。
 

今後の抱負はありますか?

自らの行動に責任を持ち、早く会社の一員として貢献できるように精一杯がんばっていきたいです。
今後の業務でさらに必要になってくる資格も色々とあるので、次は施工管理の資格を取りたいと考えています。これからもずっと、施工管理の仕事を続けていきたいと思っています。
 

これから転職される方にアドバイスをお願いします。

私の場合は持っている資格を全面的に活かせる環境を求めての転職だったので、資格を活かせそうな業種から大まかに絞って選択していきました。
転職活動を始めると焦ってしまうこともあるかもしれませんが、慌てずにゆっくりと自分に合った企業を見つけて、そこに就職できるようにがんばってほしいと思います!

category / UIターン転職者事例研究

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