若手社員が身につけるべきスキル~社会人としての心構え&ビジネスマナーの基本~
2016年1月7日 by太田 和也
明けましておめでとうございます。太田です!
新入・若手社員の人材育成についてお伝えしておりますこのブログ、
今回は「社会人としての心構え」と「ビジネスマナーの基本」について考えたいと思います。
社会人としての心構え
企業の人事担当者の方から、
・営業に配属前に工場実習に出したら、実習期間中にやめてしまった。
・配属後、職場が人手不足で新人をアルバイト代わりに使い、その結果やめてしまった。
といった事例を伺うことがあります。
昔あった「修行期間」が今の新人にとっては理解できないこととして受け止められているようです。
関連性がないと思われる業務からも学ぶべき多くのことがあり、その学ぼうとする姿勢こそが新人・若手に必要なことである!
といったことを伝えた上で配属する場合と、特に配慮もなく配属するのとでは、違った結果を生むことになるのではないでしょうか?
また、「修行期間は当たり前のこと」といった認識の現場の受け入れ側の教育もした上で配属することが大切かと考えます。
考え方、認識の差があるということを知っておくことの重要性、そういったことについても研修の現場でお伝えしていきます。
もちろん、新人育成に不可欠である
「学生から社会人への意識変革」
「企業・組織とは」
「職場の人間関係」
「コンプライアンス」
等々、多彩な内容で、しっかりとした心構えで社会人としてのスタートが切れるよう、研修を実施しております。
研修受講後のアンケートでは、受講者の方々から
■アルバイトを通じて学んだ学生での常識と、社会人として求められる常識が全く異なることがよく理解できて良かった。
■お話を聞くと聞かないでは、社会人としての自分の評価が真逆になるだろうという位必要なことで、満足した。
などのご感想を頂戴しております。
ビジネスマナーの基本
自由を謳歌できた学生時代を経て、社会人としての一歩を踏み出す新入社員。
身だしなみや立ち居振る舞いの第一印象が、いかに相手の受け止め方に影響を与えるか、その重要性を学ぶことは不可欠です。
発声の練習をしたり、お辞儀の仕方や場面に応じた挨拶を学んだり、実際に練習をする機会を設けることは当然必要なこと。
問題は、学んだことが継続できているか否かです。
私共は、配属後のOJTが機能する育成サポートを新人研修と連動した形式でできないかを含めて検討し、テキストやプログラムを開発しております。
新人研修後のフォローにお悩みのご担当者の方は、是非ご相談ください。
次回は新人・若手がビジネスシーンで身につけておくべきスキルのうち、言葉遣い&電話応対の基本についてお伝えいたします。
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