経験を活かして納得できる仕事を見つけた女性(2/2)

加藤 士陽2017年4月18日 by加藤 士陽

→ 前回の記事(1/2) はこちらから

働き手と企業のマッチング

ミヤウチ そういう意味ではアビリティーセンターが、千葉さんと四国資材さんを上手くマッチングできたということですね。

 

千葉さん そうです。私には、アビリティセンターとの出会いが本当によかったですね。営業担当の方が途中で替わった時も、事務的な感じではなくて、親身になって話を聞いてくださるのがとても印象的でした。すごく感謝しています。自分だけで探していたら、難しかったと思います。

 

ミヤウチ 千葉さんのような方で、まだうまく仕事を見つけられない方が、他にもたくさんいるような気がしますね。

 

千葉さん そうですね。他にもいると思います。会社側もそういう人材を求めている所もあると思います。そこの縁結びをしてくれる人が必要ですよね。そういう意味では、派遣会社は双方のメリットデメリットを分かった上で、お見合いさせてくれるわけですからね。

 

ミヤウチ 仕事をしたいなあと思っている方に、何かアドバイスをして頂けませんか。

 

千葉さん 仕事をしたいと思っていても、介護や子育てなど色々な事情で仕事には出られない人も多いと思います。私が何か言うのもおこがましいのですが、少しでも仕事がしたいと思っておられるのであれば、ちょっと勇気を持って1歩踏み出してほしいですね。ブランクはきっと埋めることができると思います。働いたら、違う世界がまた見えてくると思います。

 

ミヤウチ そこでアビリティセンターの出番ですね。

 

千葉さん はい、そうですね。私の時がそうだったように、条件の合う就職先がなかなかみつからず不安を持っている人のケアをしつつ、企業との御縁をつないでいただければ嬉しいですね。

 

お客様に好印象を持ってもらえるように

ミヤウチ さて、今のお仕事について伺います。長く事務職をしておられたといいましても、やはり、新しい職場に慣れるのは大変だったと思いますが、いかがですか。

 

千葉さん 私が長く勤めていた会社は、仕事が分業されていて、私が直接お客様の対応をする場面はあまりなかったんです。でも、こちらでは、電話や来客に直接私が対応しなければいけません。電話一つの対応で、会社の印象を左右する事があるので、そこは大変気を使いました。長々事務職をして経験を重ねてるとは言え、最初は「失敗しちゃいけない」と緊張しましたね。それから、来られたお客様は、できるだけ会社名や名前を覚えて対応するように心がけました。最初は、事務仕事もその日の業務をこなすだけでいっぱいいっぱいだったので、プラスお客様対応や電話対応が入ると、自分が理想とすることができなくて「ああ、今日も上手くできなかったな」と反省することが多かったですね。

 

ミヤウチ なるほど、接客的なお仕事と事務仕事とはまた違った能力が求められますからね。

 

千葉さん 今でも、自分が思う理想まではいけてないのですが、いい印象を持ってもらえるように極力考えて対応するようにしています。いつも、にこやかに対応したいと努力しています。

 

事務所の雰囲気がよくなるように

ミヤウチ こうしてお話を伺っていても、大変、穏やかで、にこやかですので、日頃から気を付けておられるのが伺えます。千葉さんのような雰囲気の方がおられると、事務所の雰囲気も良くなると思います。

 

千葉さん そうであれば嬉しいですね。事務所の雰囲気が悪くなると、みんな仕事がし辛いですからね。若さをふりまく事はできませんので(笑)、極力みんなが仕事しやすい雰囲気を作れるようにしたいと思っています。

 

ミヤウチ 社員の方の年齢層はどれくらいですか?

 

千葉さん 全体的に高いですね。でも去年の4月に新人さんが2人入って、平均年齢はグッと若返りました。それでも私よりも上の方が多いですよ。

 

ミヤウチ そうすると、社内では千葉さんもまだまだ若手?(笑)

 

千葉さん いえいえ、もうそんな扱いじゃないですよ(笑)。私も、お母さん心で、新人の2人が働きやすいようにフォローできたらいいなと思っています。

 

ミヤウチ これまでの経験も大きいですか。

 

千葉さん これまで大きな組織の中で長く働いて、部署も異動しますし、色々な年齢層の方とも一緒に仕事をしてきましたので、人との関係で不安を感じることはなかったですね。

 

ミヤウチ よく即戦力といいますが、それは、例えばパソコンに慣れているという実務的な事だけではなくて、やはり、組織の中で仕事をする感覚を持ち合わせているというのも大事なことではないかと思いますね。

 

千葉さん そうですね。若い人がそれができないということでもないでしょうが、やっぱり、年の功というのもあるかもしれませんね。私にそんな力があるかどうかは分かりませんが、お役に立てるように努力しているつもりです。

 

長く勤めてお役に立ちたい

ミヤウチ 仕事と家庭の両立は女性にとってはなかなか大変なのですが、そこはいかがですか。

 

千葉さん 主人が、あんまり色々言わない人なので助かっています。本当は心の中では思っているのかも知れないですが(笑)。疲れて帰って、夕食が手抜きになっても、掃除が行き届かなくても、言われない間は、ま、いいかって思っています(笑)。ありがたいですね。主人も「いい所を紹介してもらってよかったね」と、とても喜んでくれました。「なかなか正社員では雇ってもらえないんだから感謝せんとね」と言っています。

 

アビリティーセンター ここでずっと正社員として働きたいと思われた決め手は何だったのですか。

 

千葉さん すごく居心地がよかったんです(笑)。あ、こんな答えじゃだめですよね。

 

ミヤウチ いやいや、実は何よりの直観的な決め手ですね。その感じがないと本当の仕事の力も発揮できませんものね。

 

千葉さん 常に事務所にいる女性は私一人なんです。それで急にお休みを貰わなければならなくなったら迷惑をかけるかも知れないと不安を感じたので、社長に言ったんです。そうしたら「そんなのどうにかなるんだよ」と明るく言ってもらったので、気持ちが楽になりましたね。社長に「どうや、続けれそうか」と聞かれた時に「大丈夫です。『お前はいらんわ』と言われるまでは来ますので」と言ったんです(笑)。

 

ミヤウチ 社長さんも気さくで楽しい方ですね。

 

千葉さん 仕事も人間関係も含めて私にとっては居心地がよかったんです。それで、ここで正社員として長く仕事がしたい、お役に立ちたいと思えました。勤め始めて数ヵ月後には「もう何年もいるみたいだね」って言われました。自分がそんな存在になれたのかなと、そう言ってもらって嬉しかったですね。 単に態度が大きかったからなのかもしれませんけど(笑)。

 

ミヤウチ そんな存在になっておられるのですね。どうか、これからも、千葉さんの持ち味を活かして、ここで長くご活躍ください。

 

千葉さん どうもありがとうございました。

 

ミヤウチ ワークウーマンハンター・ミヤウチカナエ、千葉さんのそのベテランの気配りと優しい雰囲気をいっぱい吸収させていただきました。ありがとうございました。

category / 四国の働き方図鑑

この記事を書いた人

加藤 士陽

加藤 士陽

アビリティーセンター株式会社所属の人材採用コンサルタント。1972年愛媛県新居浜市生まれ。大学を卒業後、グラフィックデザインやソフトウェア開発のフリーランスを経て現職に至る。現在は香川県、愛媛県、高知県、徳島県に本社を置く企業の採用担当者に、Webや紙面媒体での採用広告制作、リクルートイベント企画などのサービスを提供している。

お仕事探しに役立つサイト

関連ブログ

TOPへ戻る