仕事とプライベートの両立を目指して 未経験の仕事に転職した女性(2/2)

2017年2月20日 byアビリティー・センター

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正社員として日々アンテナを張って

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ミヤウチ こちらでは今は社員として直接雇用されたそうですね。

 

菅さん はい、採用していただきました。7月の最初にみんな一緒に研修を開始し、10月に正社員になりました。

 

ミヤウチ まだ半年ですかね。もうすっかりベテランのような雰囲気ですが(笑)

 

菅さん ええ、そんなことないですよ(笑)。慣れては来ましたが、奥が深い仕事だなと思っています。レンズは次々と新しい物、良い物が出てきますし、患者さんやスタッフの方から日々勉強させてもらう事ばかりです。慣れたとはいえ、毎日アンテナを張っている感じです。

 

ミヤウチ 次々と新しい事が出てきて取り入れないといけないというのは、菅さんに向いているのではないですかね。

 

菅さん そうですかね(笑)。

 

ミヤウチ 日々、どんな事を心がけてお仕事をしておられますか。

 

菅さん 知識としては、ここのスタッフの皆さんの中では一番ないですので、常に勉強していかないといけないと思いながら働かせてもらっていますね。最初は0だったので、自分ができることと言えば、「きちんと挨拶をする」とか「きちんとメモを取る」とか「勉強をがんばる」とか、そういう最低限のことしかできなかったんですね。でも、お仕事させてもらいながら、研修もしていただいて、ちょっとずつ知識が増えてきたので、これからも、初心を忘れないように勉強して、早くお役に立てるようにがんばりたいと思っています。

 

 

仕事を長く続けていきたい

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ミヤウチ これからの人生設計はどう考えておられますか。先程20代の頃は仕事を思い切りして、これからは仕事とプライベートのバランスを取って両立させたいとおっしゃっていましたが・・・。

 

菅さん どうしましょうかね。聞きたいくらいです(笑)。一般的に言えば、結婚をして子育てして・・・ということを周りも望んでいると思いますしね。結婚しても長く続けられる仕事を望んでいましたので、ここで頑張っていきたいと思います。仕事を続けながら、友人や家族との時間や趣味を大切にしたと思います。

 

ミヤウチ お話を聞いていて、菅さんはとても謙虚だけれど前向きだなあと感じました。そんな生き方のコツはありますか(笑)。

 

 

謙虚に前向きに

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菅さん え、全然、前向きじゃないですし、謙虚じゃないですよ。でも、謙虚と言っていただけたのは、この世界が未経験で自信もないので、へんなプライドもなく入ってきたのが幸いだったのかも知れません。逆にもし、ウエディングプランナーとして次の職場を選んでいたら「え、前とは違う」とか「私はこうしてきたのに」とか、そういう部分もあったかもしれませんね。ここでは自分がゼロなので謙虚っぽく(笑)なれたのかも。本当に教えていただきたいと思いましたから。

 

ミヤウチ なるほど、転職でも、こんなやり方があったんですね。一般的には経験のある仕事を探して転職しますからね。こんな人生の選び方もありますね。

 

菅さん ある意味賭けのようなところがありますよね、私にとっても、雇用主の先生にとっても。だから、最初、半年間は派遣としてお試し期間があった方が、柔軟性があってお互いにとっていいと思います。

 

ミヤウチ なるほどそうですね。菅さんの場合、試用期間後すぐに正社員として直接雇用になったというのは、雇用する方も、される方も、とてもよかったですね。アビリティーセンターとしても「いい仕事しました」と胸を張れる事例ですね(笑)。菅さん、今日はとても、刺激的で楽しいチャレンジャーのお話を聞かせていただきありがとうございました。

 

菅さん いやあ、私を採用した先生がチャレンジャーなんです(笑)。

 

ミヤウチ 確かに、そうですね(笑)。どちらも素晴らしい。今日のワークウーマンは、全く未経験の世界をあえて選んで飛び込み、謙虚な気持ちで学び取ることで一つ一つスキルアップしておられました。潔く新しいことを選び取ることの充実感にあふれていました。私もまた、元気をチャージさせていただきました。

category / 四国の働き方図鑑

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