子どもの成長にあわせて働き方もかえていく(1/2)

2018年4月17日 byアビリティー・センター

ミヤウチ
今日は、工業用資材の製造販売?を行っている会社の今治営業所にお邪魔いたしました。
 
こちらにお勤めの崎山さんにお話を伺います。アビリティセンターの担当者の藤田さんも同席していただきましょう。崎山さんよろしくお願いします。
 
 
 
崎山さん
こちらこそよろしくお願いします。
 
 

仕事内容と一日のスケジュールとは?

 
 
 
ミヤウチ
崎山さんは、二人の中学生のお子さんのお母さんだとお聞きしました。
 
子育てをしながら、ずっとお仕事をしてこられたそうですね。
お子さんが小さい頃は大変だったことでしょうね。
 
その苦労話や両立のコツなどは、だんだんと出てくるのではないかと思います。
まずは、こちらでどのようなお仕事をしておられるかをお話しください。
 
 
 
崎山さん
営業事務をしています。専用端末で受注売り上げの入力をしています。
 
それから、商品を荷造りして出荷する仕事もしています。出荷の仕事は毎日ありますので、朝は結構ばたばたしています(笑)
 
 
 
ミヤウチ
素敵な制服ですので、パソコンの前でのお仕事だけかと思いましたら、商品発送も担当されて、結構アクティブなんですね(笑)。
 
だいたいの1日のタイムテーブルをお聞きしましょうか。
 
 
崎山さん
8時過ぎには、出勤しています。毎朝、私は6時に起きて、朝食と、主人と私のお弁当を作っています。
 
 
 
ミヤウチ
えっ、びっくり、お弁当も作っておられるんですね。
 
 
 
崎山さん
はい。7時に主人が出て、7時20分に子どもらが出て、私が8時に出ます。
 
仕事は5時に終わりますので、帰ったらすぐ、掃除機をかけたり、洗濯物を取り込んだり、その流れで夕食の準備をしたりしてます。
 
子ども達が部活をして帰ってくるのは7時ごろですね。
 
晩御飯は極力家族みんなで食べたいなと思っています。子ども達の塾がある日は主人に連れていってもらいます。
 
夜は、洗濯を1回してから、だいたい10時半から11時には寝ています。
 
 
ミヤウチ
ほっと自分の時間が取れるというのは・・・
 
 
 
崎山さん
普段はないですね。
 
 
 
 
ミヤウチ
朝から晩まで動きっぱなしですね。お仕事は子どもさんが小さい頃からしておられたのですか。
 
 
 
崎山さん
独身時代は正社員でお勤めをしていたのですが、子どもが年子で生まれてからは、下の子が3歳くらいまでは専業主婦で、子育て第一にしていました。
 
子どもが幼稚園に上がったときから、短い時間のパートを始めました。
 
子どもが小学3年と4年になってから半日くらいのパートで働いて、学校にいる時間が長くなると同時に、自分もパートの時間を増やしていきました。
 
今はフルタイムで働いています。
 
子どもが大きくなるのと一緒に自分もだんだんと仕事を増やしていったという感じですね。
 
 
 
ミヤウチ
やっぱり女性は子育てがありますからね、ずっとフルタイムというより、崎山さんのような働き方をしたいと思っている人は多いと思いますが、なかなかそんな条件に合ったお仕事を見つけられないという女性も多いですよね。
 
崎山さんは、どのようにして、お仕事を探されたのですか。
 
 
 

子育て中のお仕事探しとは?

 
 
 
 
崎山さん
最初のパートのときは広告などを見て探していたのですが、時間を徐々に増やして最終的にはフルタイムで働きたいと考えていましたから、一つの手段として派遣を選んだんです。
 
 
 
ミヤウチ
派遣という働き方が、今はわりと一般的になってきましたが、崎山さんの親御さん世代の私たちにはなじみがないんですよね。
 
「派遣ってどんなこと?」って(笑)。
 
 
 
崎山さん
そうですね。うちの母なども「派遣って何?大丈夫なん?」って言ってました(笑)
 
私は働き方の選択肢として派遣もアリだと思うんです。
 
私は今39歳なんですが、フルタイムの仕事を探し始めた30代半ばでは、職安(公共職業安定所・愛称はハローワーク)で探しても正社員を目指すというのはなかなか難しいんです。
 
年齢制限がないといっても、実際の所は、事務職で正社員になるのは35歳がぎりぎりのところだと聞きますね。
 
私は派遣会社にも登録して、職安にも行って探したんです。
 
でも、派遣会社の方が、こちらの条件をいろいろ聞いてくれてそれに合わせて探してくれますね。私の場合は、あんまり待つこともなく早く紹介してもらって助かりました。
 
 
 
ミヤウチ
派遣会社に登録して仕事を探すメリットがあったということですね。
それで、アビリティーセンターとのお付き合いはいごろからですか。
 
 
 
崎山さん
前職もアビリティさんで紹介していただきました。ここが3箇所目ですね。
 
 
 
ミヤウチ
最初にアビリティーに相談に行ったときの印象はどうでしたか。
 
 
 
崎山さん
初めて行ったときには佐々木さんというコーディネーターの方でした。
 
私は、もうとにかく時間を延ばして働きたいという思いでいっぱいのときに、説明会に行ったんです。
 
そこで佐々木さんと話したら「今は子どもさんも小さいし、そんなにフルタイムにこだわらなくてもいいんじゃないですか。土日が休みの方がいいんじゃないですか」って、私生活のことも考えながら話してくださったんですよ。
 
派遣会社って「さあ、仕事して、仕事して」っていう感じかなと思っていたんですが(笑)
 
「うわあ、こんな相談にも乗ってくれるんだ」ってびっくりしましたね。
 
それが私にとってはとてもよかったんです。
 
 
 
ミヤウチ
そうだったんですね。コーディネーターさんて、お姉さんかやお母さんや頼りになる先輩みたいな感じ(笑)
 
 
 
崎山さん
そうですね(笑)
 
正直なところ、私、他の派遣会社にも登録しているんですが、アビリティーは対応がとてもよかったんです。
 
今の担当の藤田さんも、ちょくちょくここに来てくださるんです。「何か(困ったことは)ありませんか?」っていつも聞いてくれます。
 
「ないです」って言っているんですが、また「何かありませんか?」って(笑)
 
いつもそうやって来てくださるんです。
 
 
 
 
ミヤウチ
私の友人で、ずっといろいろな会社の事務をやってきた女性がいるんですが、初めての会社に行ったときの慣れるまでの一人ぼっちの大変さ、仕事が分らないことの大変さをよく聞きました。
 
そういう意味では、派遣会社の担当者さんは本当にありがたいですよね。
 
 
 
崎山さん
はい、私は、ありがたいと思っています。
 
 
 
アビリティー藤田
そんな風に言ってくださって、とっても嬉しいです。
 
崎山さんは、4月から、産休代替で入っていただきました。
 
すでに頼りになる存在になっておられるんですよ。
もう一人の女性事務員さんともいい関係を築いておられ、楽しくお仕事しておられるようです。
 
崎山さん
そうなんです。楽しく仕事ができています。
 
 

仕事を始めた頃の苦労とは?

 
 
ミヤウチ
最初は分らないこともあって大変じゃなかったですか。
 
 
 
崎山さん
そうですね、でも、私もこれまで派遣でいろいろな職場で仕事をしてきましたから、全く初めてということではなかったんです。
 
 
 
ミヤウチ
派遣で何箇所かの経験があるので、同じような感じのお仕事の経験もあったんですね。
 
そういう意味では、派遣でいろいろな所に行かれている人はたくましいですね。
 
 
 
藤田
そうですね。
 
派遣の方は、それまでに出来上がっている人間関係や仕事の仕組みの中にポンと入ることになりますね。
 
それは、すごく不安なことだと思うんです。それを、何箇所かで経験して乗り越えてきている方は、こちらとしても、お仕事を紹介しやすいですね。
 
勿論、初めての方でも早く楽しくお仕事できるように、私たちは精一杯サポートさせていただいています。
 
 
 
ミヤウチ
やっぱり経験は大切ですよね。藤田さんは崎山さんのことを「この人なら新しい環境の中でもやっていける」とピンときたんですか(笑)。
 
 
 
藤田
そうですね。でも、崎山さんは最初は人見知りのところもあるんですよね(笑)
 
私ともこんな感じで明るく話してはおられなかったんですよ。
 
 
崎山さん
そうそう、そうなんです。結構人見知りなんです(笑)。
 
 
 
ミヤウチ
最初はちょっと人見知りでも、こうして、アビリティーの担当さんとも親しくなって、こんなにいきいきお仕事ができるようになるということですね(笑)
 
とてもよい出会いですね。
 
 
 
藤田
そうですね。崎山さんは、ますます素敵になっておられますよ。
 
 
 
崎山さん
うわあ、そんなことないですけれど・・・ありがとうございます。
 
 
 
ミヤウチ
会社にとっても、事務所の女性が明るくいきいきしているというのは、本当に助かるんだと私もよく聞きます。
 
崎山さんの明るく生き生きした仕事ぶりはこの会社にとっても嬉しいことだと思います。
 
 
 
崎山さん
女性社員の方とも、仲良くしていただいて、分らないことはすぐに教えてくださるし、子育てのことなども話したりできますし、楽しくお仕事させていただいて感謝しています。
 
荷造りは、重たいものもあるので結構大変なんですが、頑張っていきたいと思います。
 
 
 
 
 

category / 四国の働き方図鑑

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