小さな子どもさんがいても気負わず、楽しく、前向きに(1/2)
2019年1月30日 byアビリティー・センター
ミヤウチ
日本ケッチェンの秋山麻湖さんにお話をうかがいます。よろしくお願いします。
秋山さん
こちらこそよろしくお願いします。
これまでの経歴とアビリティーセンターに登録したきっかけ
ミヤウチ
まずは秋山さんの経歴などを聞かせてください。
秋山さん
出身は今治です。大学卒業後、山口県の会社に就職したのですが、すぐに妊娠しましたのでやめたんです。
そして、主人の仕事の関係で東京に住んでいました。
その後、2年ほど前に主人の転職で新居浜にきました。私も仕事がしたかったので、子供を保育園に預けられるようになってからアビリティーセンターに登録しました。
すぐにこの会社を紹介してもらって勤め始めてから1年半になります。
ミヤウチ
アビリティーセンターに登録したのはどんなきっかけだったんですか。
秋山さん
もともと主人が、アビリティーセンターの転職支援でお世話になったんです。
主人に勧められて、私もアビリティーセンターに登録しました。
ミヤウチ
ご夫婦でアビリティーセンターを活用されたんですね。
アビリティーセンターのお得意様ですね(笑)。
小さいお子さんがいらっしゃるとお勤めはなかなか大変ですが、最初にどんな勤務条件でお仕事を探されたんですか。
秋山さん
土日祝日お休みということくらいです。
業種もこだわってなかったですね。
ただただ仕事がしたかったんです(笑)。
ミヤウチ
お勤めの経験はほとんどなかったようですね。
ということは、なかなか仕事に踏み出せないというお話はよく聞くのですが・・・
秋山さん
私は一刻も早く外に出たかったんです(笑)。
子どもと二人だけでずっと家にいるのは嫌だったんです。知り合いもできないし。
もともと家の中でじっとしておれないタイプなんです(笑)。
ミヤウチ
東京では、いろいろ出かけるところがあってよかったんじゃないですか。
秋山さん
東京では出かけたくなかったんですよ。
ベビーカー押して出かけるのは怖くて。
ミヤウチ
なるほど、分かります(笑)。
さて、アビリティーセンターの担当者は最初から王さんですね。
どうですか、相談しやすかったですか。
ま、王さんを前に「相談しにくい」とは言えませんでしょうが(笑)。
秋山さん
いやいや、とっても、話しやすくていい方です。
子どものこともちゃんと分かってくれるし、提案などもしてくれるし、いろいろ相談できます。
王
ありがとうございます。
私の方こそ秋山さんに救われたなと思っているんです。
今回は産休代替で入ってもらったのですが、もともとこの辺は工場が多くて朝8時からの仕事が多いんです。
子どもさんがいらっしゃる方はなかなか勤められないんですね。
ここケッチェンさんはもっと早い始業なので、働く方をマッチングするのに実は私も苦戦していました。
秋山さんはそれでも大丈夫だということだったんです。
ミヤウチ
それは、いいところに秋山さんが現れた(笑)。
王
ご主人も、秋山さんが仕事をすることに大変協力的なので、なんの問題もなく入っていただけました。
ミヤウチ
いい出会いでしたね。
現在の仕事内容や仕事で困ったことは?
ミヤウチ
今は、どんなお仕事をしておられますか。
秋山さん
所属は製造課という部署です。
伝票の整理や勤務表関係の事務をしています。
ミヤウチ
最初は仕事ができるだろうかと、どきどきしたんじゃないですか。
秋山さん
ここに勤めている皆さんがとても優しくて、すぐに馴染めました。
周りは全員男性なんです。
ミヤウチ
それはいいですねえ(笑)。
初めてのお勤めということなのですが、パソコンの操作や伝票の扱いなどで困ったことはなかったですか。
秋山さん
高校が商業科だったので、パソコンや事務系のことは一応常識的な知識はあったんです。
ミヤウチ
お勤めをするということは仕事そのもの以外に、周りの方と合わせたり、気を遣ったりすることもあると思うんです。
そのあたりで戸惑ったことはなかったですか。
秋山さん
いやあ、ないですね。
とにかく、仕事ができることがうれしくて、戸惑いよりもそちらが勝っていたんですね。
仕事をすることは楽しいです。今もずっと楽しいです。
会社に行きたくないと思ったことは1回もありません。
ミヤウチ
それは素晴らしい。
小さな子どもを育てながら仕事も両立。
ミヤウチ
では、秋山さんの一日を聞きましょうか。
秋山さん
朝は5時半に起きます。
朝ごはんを作って、お弁当を作って、主人や子どもを起こします。
6時45分に家を出て、7時頃には出社します。
勤務は7時15分から午後4時までです。
退社後、子どもたちを保育園にお迎えに行って、晩ご飯の用意や洗濯をします。
晩ご飯を食べたら、子どもたちをお風呂に入れてから寝かしつけます。
私は11時頃に寝ます。そんな感じです。
ミヤウチ
忙しい、忙しい。
秋山さん
そうですね。でも、慣れましたから、そんなに大変だとは思わないですね。
朝は、私が早く出かけるので、その後、今年4歳と2歳の子どもたちのご飯の世話や保育園の送りは主人がしてくれます。
ミヤウチ
それは、素敵なご主人。イクメンですね。
それにしても、子育てとの両立は大変なのではないですか。
秋山さん
そうでもないです。
実家は今治なので、東京にいるかと思えば全然大変じゃありません(笑)。
ミヤウチ
おお、楽天的(笑)。
子どもさんの様子はどんなでしょうか。
秋山さん
しっかりしてきたし、友だちもできて楽しそうです。
保育園の話はいっぱいしてくれます。
ミヤウチ
いいですねえ。
小さな子どもさんがいてお勤めをしている方にお話を聞くと「朝から晩までばたばたして、もう、大変です」ということが多いのですが、秋山さんは、なんだか淡々とおっとりとしておられますね(笑)。
何か秘訣があるのですか。
秋山さん
え、そうですかね。
あまり意識したことはないですけれど。
まあ、深く考えずに適当にやっていると言うか(笑)
ミヤウチ
よく言えば自然体ですね(笑)。
急な発熱などの予定変更もアビリティーセンターで調整できる
王
勤務中のお子さんの保育園からの連絡先はアビリティーセンターにしているんです。
急に発熱したときなど、こちらから会社に連絡して秋山さんに伝えます。
そして、勤務の調整などをしています。
ミヤウチ
アビリティーセンターはそんな対応もしてくださるんですか。
秋山さん
ほんとう、助かっています。
ミヤウチ
働くママにとっては強い味方ですね。
アビリティーセンターが会社側との信頼関係を築いているからでしょうね。
category / 四国の働き方図鑑