ブランクを経て子育てをしながら働く女性(1/2)

2016年12月16日 byアビリティー・センター

総合人材ビジネス会社アビリティセンターの紹介で働いている女性を、ワークウーマンハンター・ミヤウチカナエが職場にお訪ねしました。

今回お話を伺ったのは、新居浜市で通関業務を行っている芙蓉海運株式会社で事務を務める國田由香(くにた ゆか)さんです。

 

子育てしながらも働きやすい職場

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ミヤウチ 國田さん、今日はよろしくお願いします。こちらではどのようなお仕事をしておられますか。

 

國田さん 通関書類の作成業務です。それに付随する細かな業務もあります。

 

ミヤウチ 勤務時間は何時から何時ですか。

 

國田さん 午前9時から午後3時で、週5日勤務しています。

 

ミヤウチ 働きやすい職場ですか?

 

國田さん そうですね。働きやすいですね。今、子育てをしながらのお仕事ですので、初めは、ちゃんとやれるだろうかと心配していたのですが、子供の病気の時などに、助けていただける職場ですのでありがたいです。いつもは仕事は任せていただけますので、とても満足いくお仕事です。

 

アビリティーセンターは条件にあった仕事を紹介してくれる

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ミヤウチ 人材会社に登録しようと思われたきっかけはどんなことですか。

 

國田さん 若いときにしていた仕事と同じような仕事があればいいなと思っていたんですね。働きやすい時間の条件で、そのようなお仕事と出会えればいいなあと思って登録いたしました。子供のお休みと合わせて土日がお休みで、勤務時間が午後3時までで、通勤距離もそんなに長くない西条、新居浜あたりでないだろうかと思っていました。

 

ミヤウチ その他にはどのような方法で探しておられましたか。

 

國田さん 職業安定所へ行ったり、チラシを見たりしていました。チラシを見ても、時間的には希望と合っていても、いざそこへ行ってみたらどうなんだろうという不安などがありましたね。職業安定所でも、なかなか自分の希望の時間の仕事を探すことができなかったんですね。それで、アビリティセンターのように「こういうお仕事はどうですか」と紹介していただけるのはありがたかったです。

 

ミヤウチ お仕事を再開しようと思われたのはどんなお気持ちからですか。

 

國田さん 私は子供が3人います。今1年生の1番下の子が年長さんのころに、その子が小学校に入ったら、そろそろお仕事をしたいと思いました。

 

ミヤウチ アビリティーセンターに登録されてからどのくらいで見つかりましたか。

 

國田さん 登録したのはかなり前なんです。2001年です。ちょうど結婚してこちらに来た時に登録しました。その頃にも、この会社で派遣のお仕事をさせていただいたんですが、主人の転勤で引越しをしましたので、半年ほどで辞めなくてはならなかったんです。今回は、私の方から、また仕事を始めたいとアビリティーセンターに連絡いたしました。すぐにこちらを紹介していただきました。

 

子どもたちが背中を押してくれた

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ミヤウチ 仕事を再開するに当たって何か心配なことはありませんでしたか。

 

國田さん 長い間、子育て中心で外で仕事はしてなかったものですから、できるだろうかという不安がありました。昔やってた仕事とは言え、もう10数年前のことですから、全くパソコンも触ってなかったですし、子供中心の生活でしたので、きちんと大人と話すこともしていませんし(笑)、自分はちゃんとできるだろうかというのがかなりあったんです。何かあったときに会社の皆さんに迷惑をかけたらどうしようというのもありました。

 

ミヤウチ 子供さんが小学校に入ったら仕事を再開したいという女性は多いのですが、皆さん、実際には踏み切れない方も多いと思うんです。不安があったという國田さんの背中を押したのは何だったんでしょうか。

 

國田さん そうですね。その時小学校6年生だった長女が「働いたらいいんじゃないの」って言ってくれたのもありますね。どんな心境でそれを言ってくれたのかは分からないのですが、6年生と4年生の上の二人が「やってみたらいいよ」って背中を押してくれたんです。

 

 

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category / 四国の働き方図鑑

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