派遣の経験を積み、紹介予定派遣で念願の正社員となる(2/2)
2019年2月6日 byアビリティー・センター
一日の流れは慌ただしいけれど家族のためにも勤めていたい
さて、ここで、河野さんの一日を時間を追ってお話してくださいますか。
河野さん
そんな立派なものじゃないんですよ。
子どもは今、高校生、中学生、小学生二人と大変ではあるのですが、「朝5時から起きてます」なんてことはなくて(笑)、普通に6時ごろ起きて、朝ごはんの支度や高校生の息子のお弁当作りをして、家を出るのは7時半ごろです。
勤務時間は8時から4時半までです。会社を出てからは夕飯の買い物をして、帰って家事をこなしたり、夕ご飯をしたり、子どもの習い事の送り迎えをしたりします。
あわただしく過ぎて自分の時間は取れませんね。
ミヤウチ
毎日あわただしいと思いますが、それでも、やっぱりお勤めに出たいと思われるんですね(笑)。
河野さん
そうですね。私の性格から言って、専業主婦でいたら、家でだらだらと時間を過ごしてしまうかもしれません。
勤めに出た方がリズムができていいと思うんです。それに、子どもが4人いますから、教育費などを考えると、いずれは私もしっかりと収入を得る仕事をしたいと考えていました。
子どもが小さいころは子どもと一緒にいる時間が優先でしたが、子どもが成長するにつれて、時間よりも経済的なことを優先するときがくるだろうなと思っていました。
家庭では家族の協力もあり正社員になってもしわ寄せなく過ごせている
ミヤウチ
ご家庭での、家事や子育てに対するご主人の協力はありましたか。
河野さん
最近まで家庭にあまり影響がない程度の仕事にしていましたから、特に主人の協力があったということはないですね。
主人よりは子供たちに手伝ってもらっていました(笑)。
でも、最近は主人も余裕ができたのか、少しずつ手伝ってくれるようになりました。
私が正社員になって責任も重くなりましたし勤務時間も長くなったので、それは分かってくれていると思います。
働き方改革ではないですけれど、男性の方にも家庭のことをかえりみる余裕ができてくればいいですね。
そして、お互いに元気で長く働けるといいですね(笑)。
ミヤウチ
妻が正社員としてフルタイムで働くことは、家庭で夫婦が協力し合うという流れからいってもよいことかもしれないですね。
お子さんはお母さんがフルタイムで働くようになって何か変わりましたか。
河野さん
ありがたいことに勤務が4時半に終わりますので、子どもたちに今までと違ったしわ寄せがくることはないですね。
子どもたちの方が忙しいですからね(笑)。
アビリティーセンターのスキル講座があるのでスキル関係で不安なことはあまりない
ミヤウチ
入社前に、パソコン操作が不安だとか、何かスキルが必要で困ったとか、そういうことはなかったですか。
河野さん
今の会社に入るにあたっては、特にはなかったですね。
でも、アビリティーセンターでは、パソコン講座などが開設されていますので、今後、必要があればそれを受講したいと思っています。
ミヤウチ
スキルアップという意味でも、アビリティーセンターに登録しておくと心強いですね。
そんなお勉強をしていくといつまでも若々しくおられるでしょうね(笑)。
河野さん
そうですね(笑)。そうありたいものです。
ミヤウチ
河野さんのお話を伺って、二つのポイントがあることに気付きました。
一つは、コミュニケーションの大切さです。
アビリティーセンターのコーディネーターさんや営業担当さんとどんどん話して、自分のことを分かってもらいながら、信頼関係を築いていくことが大切なんですね。
二つ目は、チャレンジしながら待つことの大切さです。
子育てや年齢の壁などで正社員の希望がすぐにかなわなくても、まずは短期の派遣などで経験を積むことが大事なんですね。
そうやってアビリティーセンターのサポートを受けながらチャンスをつかむということですね。
子育て一段落で正社員を目指す人たちにとってとても参考になるお話でした。
河野さん
このように出るのは恥ずかしいのですが、少しはお役に立てたでしょうかね。ありがとうございました。
ミヤウチ
こちらこそありがとうございました。
category / 四国の働き方図鑑