中国出身。この職場に出会えて幸せです(1/2)

2019年3月14日 byアビリティー・センター

ミヤウチ

レクザム西条工場に来ました。

 

とても広くてきれいな敷地内に建物がいくつもあります。

 

こちらにお勤めの中国西安市出身の張敏さんに、ショールームでお話を伺います。

 

張さん、よろしくお願いします。

 

 

 

張さん

はい、こちらこそ、よろしくお願いします。

 

 

 

日本に移住して17年!中国から西条に来たきっかけとは?

 

ミヤウチ

張さんが、ここ西条に来られたのは、どのようなことからだったのですか。

 

 

 

張さん

私は若い頃から日本に興味があったんです。

 

日本に来て17年です。

 

初めは、地元の西安にある短期大学で日本語を勉強して、学校の先生が日本での仕事を紹介してくれたんですね。

 

それが、パナソニックの西条工場だったんです。

 

西条工場がなくなってからはパナソニックの大洲工場に行きました。

 

 

 

ミヤウチ

日本語がお上手ですね。びっくりしました。

 

それじゃ、ご結婚は大洲で?

 

 

 

張さん

はい、大洲の職場で出会って結婚しました。

 

今は子どももいまして、永住権も持っています。

 

子どもは日本で教育を受けた方が良いと判断しまして、西条で暮らしています。

 

 

 

結婚後は通訳の仕事にも挑戦

 

ミヤウチ

結婚してからもずっとお仕事を続けてこられたのですか。

 

 

 

張さん

大洲工場のお仕事が終わってから、西条市立東予東中学校で通訳の仕事を6年間ほどしていました。

 

中国から来ている子どものために、授業の同時通訳をしていたんです。

 

 

 

ミヤウチ

それは、その中学生も先生方も助かったことでしょうね。

 

日本の学校の中に入って張さんもしっかりとお勉強されたことでしょう(笑)

 

 

 

張さん

そうですね。これからの子育てにも大変参考になります(笑)。

 

 

 

アビリティーセンターとの出会いは?

 

ミヤウチ

アビリティーセンターとの出会いはいつごろですか。

 

 

 

張さん

その通訳の仕事が終わってから、何かお仕事をしようと探していたんです。

 

そのとき、周りの人から、私は性格が明るいので接客の仕事も向いているのではないかと言われたんですね。

 

それで、半年くらいはホテルのフロントの仕事をしていました。

 

でも、私はパソコンの知識があまりなかったものですから、スキルアップしたいと思って、仕事を辞めてパソコン教室に通ったんです。

 

そのパソコン教室の就職講座でアビリティーさんと会いました。

 

 

 

ミヤウチ

張さんは、仕事をすることに対して積極的なんですね。

 

 

 

張さん

そうですね。その時に、派遣会社は、その人の能力や経験をきちんと見た上で仕事を紹介するプロだと思ったんですね。

 

きっと、私に合う仕事を探してもらえると思って、登録しました。

 

 

 

アビリティーセンターに登録して良かった?

 

ミヤウチ

登録して良かったですか。

 

この場で悪いとは言えないですけれどね(笑)。

 

 

 

張さん

良かったです。本当に良かったですよ(笑)。

 

この仕事を始めて、私、実は、前より太ってるんです(笑)。

 

新しい職場に行って、痩せないで太るのは初めてです。

 

毎日が楽しいんです。ストレスが無い人間はいないと思いますが、私は、職場のストレスはゼロなんですよ。

 

同じ部署には、他にもアビリティーセンターの派遣スタッフもいるのですが、お昼のお弁当の時など、毎日女子会みたいで楽しいですよ。

 

 

 

ミヤウチ

それはよかったですねえ。

 

 

 

張さん

仕事の内容ももちろん大事ですが、職場の人間関係はとても大事です。

 

それは、仕事が続けられるかどうかに大きく影響しますよね。ほんとに、ここに入ってよかったです。

 

 

 

自分に合っているお仕事を紹介してもらえた

 

ミヤウチ

お仕事はどんなことをしておられるのですか。

 

 

 

張さん

基盤の一枚一枚を機械を使って検査する仕事です。

 

中間検査という部分のお仕事です。

 

17年くらい前に、パナソニックの工場のお仕事をしていましたので、全く同じではないのですが、細かい部分ももう慣れていますからね。

 

この仕事は自分に合っているなあと思っています。

 

 

 

ミヤウチ

最初、アビリティーに登録するときには、どんなお仕事を希望されたのですか。

 

 

 

張さん

登録するときに、アンケートがあったんです。

 

自分がしたい仕事と自分に合う仕事についてですね。

 

その二つは違いますよね。私はパソコンの勉強をして、大した資格ではないのですが、エクセル3級も取っていたんです。

 

でも、よくよく考えてみれば、私の性格では、一日中パソコンの前に座って事務の仕事をするのは無理だと思いました(笑)。

 

 

 

ミヤウチ

やっぱりその人その人に向いていることがありますよね。

 

 

 

張さん

そうですね。私は、第1希望は、通訳の仕事でした。

 

人の役に立ちたいという気持ちが強いんですね。

 

その次は、事務にしようか、工場の仕事にしようかと迷ったのですが、これまで経験したことのある仕事でもう一度チャレンジしたいと思って、工場の仕事を希望しました。

 

この西条で子育てをしたいと思っていましたし。

 

そうしましたら、すぐにアビリティーさんからこのレクザムの仕事を紹介してもらったんです。

 

 

 

工場見学に参加したおかげでレグザムに親しみを感じられた

 

ミヤウチ

レクザムの第一印象はどうでしたか。 

 

 

 

張さん

以前、ここがパナソニックの時に勤めていましたので親しみを感じました。

 

すぐに連絡して、工場見学させてもらしました。その工場見学がすごくよかったんです。ここで仕事しようと思いました。

 

 

 

ミヤウチ

どんなところにひかれたのですか。

 

 

 

張さん

工場見学の時にテストのようなこともあったんですね。

 

そんな時は、みんな緊張すると思うんですよね。

 

でも、レクザムでは、工場長さん始め社員のみなさんが優しくて、とても楽しい感じだったんです。

 

すぐに、ここにしようと思いましたね。

 

実はそのとき、新居浜市の学校支援員の仕事のお話もあったのですが、そちらではなく、ここレクザムの仕事を選びました。

 

去年の9月18日から勤め始めました。

 

 

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category / 四国の働き方図鑑

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