子育て中でもスキルアップしたい! 働きながら初任者研修の資格を取得(2/2)

2019年4月26日 byアビリティー・センター

前回の記事(1/2)はこちら→

 

 

介護雇用プログラムを受けて今までと違ったことは?

 

ミヤウチ

菊地さんは、資格に関わらずこのお仕事にぴったりだという気がしますが、介護雇用プログラムを受けられて、今までとは違ったことがありましたか。

 

 

 

菊地さん

はい、もう、ぜんぜん違ってきました。

 

勉強してみて、私は利用者さんに無理なことをお願いしていたんだなと分かったんです。

 

例えば、立ち上がるのを介助するときの足の位置一つにしても、立ち上がりやすい位置があるんですね。

 

そんな細かなことを意識せずにお世話していたんです。

 

恥ずかしながら、「ああ、そうだったんだ」ということがたくさんありました。

 

介護そのもののことだけではなく、コミニュケーションなどの基礎講座もとても役に立ちました。

 

これはアビリティーセンターさんならではの講座で、普段経験できないことをさせてもらって、至れり尽くせりでした(笑)。

 

 

 

 

今後仕事や私生活はどうしていきたい?

 

ミヤウチ

越智部長さんのように、子育てしながら働くことに理解のある上司にもいらっしゃるし、菊地さん、よかったですね。

 

これからどんな介護をしていきたいと思っておられますか。

 

 

 

菊地さん

やっぱり、利用者さん目線を第一にしたいですね。

 

忙しいときはついついこちらのリズムに合わせようとしてしまいそうになるのですが、そうではなくて、 ご自身のペースでのんびりと楽しく過ごしてほしいと思います。

 

 

 

ミヤウチ

ほんとに、そうですね。

 

さて、これから、お仕事を続けていく上では、家庭の協力がなくてはなりませんね。

 

子どもさんはお母さんが仕事をすることをどう考えていますか。

 

 

 

 

菊地さん

このプログラムを受けることを決めた時には「お母さん、頑張って資格をとるけんね。」と話しました。

 

つい最近、もうちょっとで資格が取れる大事なところだったのですが、長男が弟に「お母さんに迷惑かけるなや」と言っていたんです。

 

お兄ちゃんには我慢をさせているなと申し訳ないなという気持ちもありましたが、ああ、大きくなってきたんだなと嬉しかったですね。

 

 

 

 

ミヤウチ

ああ、なんだかホロリとなりますね。

 

こどもさんはお母さんが頑張ってるのをちゃんと見てるんですね。ご主人はどのように言っておられますか。

 

 

 

 

菊地さん

主人は、車関係の仕事をしているのですが、私の仕事のことを「人を相手にする仕事はたいへんやなあ」と言ってくれます。

 

結婚した当初は、家事は何にもしなかったのですが、年々家事も手伝ってくれるようになって、最近は、私より動いているかもしれないです(笑)。

 

 

 

 

ミヤウチ

うわ、素敵なご主人。菊地さんが仕事をすることで、ご主人が一番育ったのかも(笑)。

 

これから、お仕事をしていく土台はできましたね。

 

 

 

 

菊地

そうですね。

 

研修させてくださった会社の理解もあり、家族の協力もあり、私はほんとうに恵まれているも思います。

 

みんなに返していかないといけないと思います。

 

 

 

 

ミヤウチ

よい職場と出会いましたね。

 

菊地さんを担当したアビリティーセンターの三谷さんのマッチングはバッチリでしたね。

 

 

 

 

菊地さん

いろいろと親身になって相談に乗ってくださって、ほんとうにありがたいです。

 

 

 

 

ミヤウチ

菊地さんのように、前向きに介護雇用プログラムを活用して、キャリアアップしていく人がどんどん増えると素晴らしいですね。

 

ほのぼのとして誠実な菊地さんのお人柄に資格がプラスされて、これからますます質の高い介護を実践されることでしょう。

 

今日は、幸せな気持ちになるお話を聞かせていただき、本当にありがとうございました。

 

 

 

 

菊地さん

こちらこそありがとうございました。

 

category / 四国の働き方図鑑

TOPへ戻る