慣れない地でも、英語力を生かした職に就く(1/2)
2019年5月7日 byアビリティー・センター
ミヤウチ
今日は三木特種製紙にお勤めの小野唯さんにお話をうかがいます。
小野さんを担当されたアビリティーセンターの近藤さんにも同席していただきます。小野さんよろしくお願いします。
小野さん
こちらこそよろしくお願いします。
夫の出身地愛媛県で就職!接客業から転身、事務職に
ミヤウチ
小野さん、ご出身は愛媛ではないそうですね。
ご主人が愛媛のご出身だとか。
小野さん
私は東京出身なんです。
こちらに来るまでは東京にいました、主人は松山出身なんですが、ご縁があって、今、こちらで仕事をしていますので、私もいっしょに来たんですね。
四国に来てから入籍しました。
ミヤウチ
そうなんですか。新婚さんですね。
こちらに来られて、いろいろ大変だったでしょうね。
小野さん
そうですね。最初はどうなるんだろうなって思いました。
とりあえず、仕事はどうしようかなって。
ミヤウチ
初めての地で様子も分からない中なのに、お仕事のことを考えられたのですね。
小野さん
早く仕事をしてお金を貯めないとと思っていましたから(笑)。
引っ越してきたのは去年の5月末で、仕事を始めたのは7月の中旬からですね。
ミヤウチ
それは早いスタートですね。東京ではどんなお仕事をしておられたのですか。
小野さん
ホテルのレストランやラウンジで仕事をしていました。
ミヤウチ
ということは接客のお仕事から、今の事務のお仕事に大きくキャリアチェンジされたわけですが、それはなにかお考えがあったのですか。
小野さん
特に考えがあったわけではないんですが、接客の現場に疲れたこともあったのかな(笑)。
それまでの仕事では土日が勤務になることもあったので、土日が休みで8時から5時で働きたいなあと思いました。
主人の休みと合わせたいというのも大きかったですね。
そういうことだと事務の仕事が多いのかなあと思って事務の仕事を希望しました。
紹介派遣で入社した会社でそのまま正社員に
ミヤウチ
小野さんは三木特種製紙に紹介予定派遣で入られたそうで、派遣期間が終わったら、この後は正社員になれるということですね。
そんなしくみがあることを御存じでしたか。
小野さん
いいえ、ぜんぜん知りませんでした。
一人で探していたら、こんなチャンスをつかめなかったと思います。
ミヤウチ
アビリティーセンターの近藤さんがこの会社に売り込んでくれたと(笑)。
小野さんをどういうことでアピールされたのですか。
近藤
英語ができるというのが一番の強みですね。
それから、チャレンジ精神があると言いますか「とにかくやってみよう」という気持ちが、面談していて伝わってきたんですね。
アビリティーセンターは三木特種製紙様と以前からお付き合いがありまして、何人かご紹介していますので、その経験から、小野さんは雰囲気的にもこの会社になじんでお仕事していただけると思いました。
小野さん
ありがとうございます。
英語を使って仕事がしたいとは思っていました。
海外でも仕事をした経験がありますので、まあ、そんなに自慢できるほどではないのですが、接客や日常会話ならできますから。
近藤
三木特種製紙様は海外とのやり取りがありますので、それは大きなアピールポイントでした。
ミヤウチ
アビリティーセンターのマッチングの力が発揮されたのですね。
未経験でも向上心があればできるようになる。アビリティーのパソコン講座が役に立った
ミヤウチ
でも事務経験はないということですよね。
近藤
そこは、向上心があれば、できるようになります。
事前にパソコンの研修にも積極的に参加してもらっていますし、経験を超える気持ちがありましたから(笑)。
ミヤウチ
なるほど、経験を超える気持ち、これは大事ですね(笑)。
パソコンの講座は役に立ちましたか。
小野
はい、しばらくパソコンから離れていましたので、思い出すきっかけになりましたし、細かなことでいろいろ新しいことも勉強になりました。
アビリティーセンターで研修したことが、まさに今、役に立っています。
この会社に決めたのは社内の雰囲気が良かったから。派遣のイメージも良くなった。
ミヤウチ
慎重派だという近藤さんが、半ば直感でピピっときて小野さんをこの会社に紹介されたようですが(笑)、小野さんご自身はこちらに決められたのはどうしてですか。
小野さん
最初に面談してくださったのが常務だったのですが、印象が良かったですね。
社内の雰囲気もよかったんです。それで、私も、直感で(笑)。
ミヤウチ
いいマッチングですね(笑)。
東京からやってきて、なんのつてもないところでお仕事を探さないといけなかったんですよね。
東京に比べたら、求人数も少ないですし、仕事を得ることは大変ですね。
小野さん
そうですねえ。
だから、アビリティーセンターにお願いしたんです。
ハローワークで探すと、土日お休みで一般的な昼間の時間帯のお仕事は少なかったんですよね。
職種にこだわると余計少なくなりますし。
だったら、派遣会社さんに条件を伝えて探していただいた方がいいなと思ったんです。
自分で自分をアピールするのは一番の苦手分野かもしれないです(笑)。
それで今回はとても助かりました。
ミヤウチ
アビリティーセンターの皆さんは一人一人の登録スタッフさんの個性をよく見ていますし、派遣先の会社との関係も良好ですし、うまくマッチングしてくれます。
本人を目の前にして言いにくいかもしれませんが(笑)、近藤さんに担当してもらってよかったことはどんなところですか。
小野さん
やはり近藤さんのお世話でこちらに紹介予定派遣で入っておられる方と最初に会ったのですが、その方も喜んでおられましたので、近藤さんにお任せしたら間違いないかなって(笑)。
ミヤウチ
なるほど、実績を見てということですね(笑)。
私は小野さんの親世代なんですが、その世代には派遣の働き方というと、どうしても腰掛け的なイメージがあったんですね。
でも、このところ、派遣会社のイメージも大きく変わってきましたし、社会的に求められるものになってきたということを感じています。
小野さんは派遣会社にどんなイメージをもっておられましたか。
小野さん
以前は、あまり積極的にとらえてはいなかったのですが、知人に派遣で働いている人もいて、イメージがよくなりましたね。
それで、今回も、まずは登録だけでもしてみようと軽い気持ちで登録しました(笑)。
そうしたら、ぽんぽんと決まって、本当にありがたいですね。
現在は契約社員として頑張っている。今後は正社員に!
ミヤウチ
今は、契約社員ですか。正社員ですか。
近藤
今は契約社員の段階ですね。
その期間が1年か2年ほどありまして、その後、正社員になるんです。
今、この三木特種製紙さんには、アビリティーセンターから3人ご紹介して入っていただいていますが、最初に入った方は、契約社員の期間を経て、現在は正社員に切り替わっています。
もう一人の方も小野さんも、この先正社員となる予定です。
ミヤウチ
この先正社員となれる道が見えていれば意欲にもつながりますね。
小野さん
そうですね。
正社員を目指してがんばります。
category / 四国の働き方図鑑