市の職員から農業へ・・・【今治市河之内】もぎとり果樹園『芽野歌』早野さんインタビュー

松本 強志2013年9月19日 by松本 強志

愛媛県今治市河之内の山奥。

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今治市の菊間町と玉川町を結ぶ山道の途中に、もぎとり果樹園『芽野歌』があります。

 

今回、インタビューに答えてくださったのは早野さん。

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早野さんはなんと3月まで市の職員さんだったそうで、4月からこちらの構成員となりました。

 

そんな早野さんが『芽野歌』で農業をすることになったきっかけは何だったんでしょうか?

お話を聞いていると、ある事業がきっかけだったとか・・・

 

「僕は旧菊間町役場の産業課で、農政を15年担当しよって、

菊間町の農業振興を図るために、当時農協の部長だった『芽野歌』代表の白石さんとタイアップしてね。

菊間町の農業をどうしていくか。やるんだったらどういう風にするのがいいのか。

 

みんな「自作農」といって、先祖代々伝わっている農地でそれぞれ農業やりよったんやけど、

『これからは企業的な農業をしていかんといかんぞ』って白石さんと言っよったんよ」

 

そんな中、たまたま北条市から『国の事業で広域連携の事業があるから一緒にやってくれないか』という話が舞い込んできたそうです。

その事業は菊間町全体の農道を整理したり、水路を整理したりといったもので、その中で芽野歌の造成も行われました。

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造成は国の補助事業でやったんよ。

どういうふうな園地にするんか相談だけは受けたけど、

それが決まったら後は県の担当者が業者に頼んで、

出来上がったところを『有限会社 芽野歌』で購入してね。

 

平成9年くらいからここの農地造成を始めて、平成14年10月に法人を設立

畑ができて農作物を植えだしたんが15年から。

観光農園をオープンして今年で8年目。ぶどうを植えて3年目からオープンしたんやね。」

 

 

『芽野歌』誕生にはこんなエピソードがあったんですね。

ちなみに、来場者数は年間で15,000人くらいだそうです。すごい!

 

 

今年の4月から『芽野歌』で働き始めた早野さんですが、

実はそれまでも働きながら、土日祭日と忙しい時には『芽野歌』に来ていました。

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やっぱりこっちのほうがいいですか?と聞いてみたら・・・

 

「そりゃえぇ。ここに来たらリフレッシュできる。そりゃここも大変じゃけどの~」

 

と笑顔。

 

 

では、早野さんの思う「農業の魅力」はどんなところでしょうか?

 

「それはやったらやったほど、手を入れたら手をいれたほどね、結果がわかる。

去年までは土日だけだから、作業とか途中なんもわからんけど、

今年は毎日来てるから、日々様子がわかるやない?

やっぱり3倍しても、市役所では給料は一緒やけど、ここやったらやっただけえぇもんができる。

 

その代わり自然相手やから、

自然災害とか病害あったら、果樹ってやつは1年に1回しか採れんけん、今年ダメになったらもう来年になってしまうから、そこが厳しいけどね。

 

それでも、日々手をかけて、育てて、できたら楽しい。

孫にきゅうりを食べさせて「おいしい」言うてくれたら嬉しいことよ。

 

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お客さんとも「あらー久しぶり。元気だった?」とか「去年おいしかった~」とかね、ここで大勢と会話するのが楽しい。

お客さんが喜ぶ顔見るとうれしいわけよ。」

 

お客さんと直接会えるのが「もぎとり果樹園」のいいところですね。

『芽野歌』のお客さんはほとんどがリピーターだそうです。

 

「いいお客さんばっかりよ。『ぶどう貯金』してくれよる人もおるんやけん」

 

ぶどう貯金ですか?!

 

「そう。1年こつこつためて、ぶどうをたくさん買ってくれるんよ。

リピーターの中にはシーズンで4回くらい来る人もおる。

「そんなに採って、どーしよん?」って聞いたら、親戚とか子どものところに送ったり、近所に配ったり・・・

それでもらっておいしかったけんって来てくれる人もおる。

だから美味しいもん作らないかん

 

楽しみにしてくれる人がたくさんいるってすごく嬉しいことですね。

 

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早野さん、ありがとうございました。(お隣は奥様です!)

 

 

『芽野歌』では7月上旬から10月まで、ブルーベリーや桃、梨、ぶどうなどを楽しめます。(時期によって採れるものは違います)

 

あなたも今年、「もぎとり果樹園『芽野歌』に行ってみませんか?

詳しくはこちらをご覧ください。>>もぎとり果樹園『芽野歌』ホームページへ

category / 四国へ移住

この記事を書いた人

松本 強志

松本 強志

名古屋から地元愛媛にUターン転職。四国を元気にしたい思いでエンジニアから総合人材ビジネスへ転職。システム担当、総務担当、請負事業推進担当を経て現在、自分と同じ様に四国に戻って働きたい、四国で暮らしたい方への就業支援に従事し、四国外での転職セミナー企画や移住者の声をネットを通じ発信している。

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