働き方を知る~シリーズvol.1 正社員~

2014年8月18日 byアビリティー・センター

20140818tit

フルタイムでの就職を希望する人は、正社員を目指す。

一概にそうとも言い切れない世の中になってきました。

 

年功序列・終身雇用制度の崩壊というフレーズを耳にすること多々。

ボーナスが無い、というのもちらほら聞く話。

転勤はしたくない。

出世には興味なし、あまりにも責任の重い仕事もちょっと。

 

理由は様々ですが、フルタイム就業が可能なのにも関わらず、正社員は避けたいという人もいますよね。

一方で、正社員希望なのに仕方なく正社員以外で…という人もいます。

 

正社員として働くべきなのか、違う道を進んだほうが良いのか、今一度考えてみませんか?

 

 

正社員のメリットとデメリット

まずは、正社員として働く際のメリットとデメリットをまとめてみました。

雇用条件をめぐる状況は日々変化しており、また、会社によっても例外はありますが…

 

メリット

雇用期間が限定されない

ボーナス・退職金あり

月給制で収入が安定している

交通費・住宅手当支給

社会保険(厚生年金・健康保険)完備

昇進・昇給あり

育児休業あり

住宅ローン等が組みやすい

職業能力開発機会(研修等)に恵まれている

 

デメリット

勤務時間・休日を選べない

転勤・出向を拒否できない

望む職種につけない

残業がある(サービス残業の場合も)

採用選考時の難易度が高い

 

希望をすべて満たす働き方があればいいのですが、それはなかなか難しいもの。

これだけは!という譲れないポイントを整理し、取捨選択する必要がありますね。

あなたは何を重視しますか?

 

 

賃金格差

いろいろな変化があるとは言っても、正社員と正社員以外の雇用形態との間には大きな賃金格差があります。

 

例えば、フリーターと正社員の生涯賃金格差については、

「年齢が上がれば収入が増加する正社員に対して、パート・アルバイトはほとんど上がらず、横ばい状態となっており、正社員と正社員以外の雇用形態との賃金格差は、年齢が高くなるにつれ広がっていきます(45~54歳では正社員の半分以下)。」

というものがあります。

※厚生労働省のホームページより

http://www.mhlw.go.jp/topics/2010/01/tp0127-2/12.html

 

「半分」と聞くと驚きますよね。

会社によってはそれ以上の差が開く場合もあります。

なんとなく…という程度でチャンスを逃しているとすれば、大変もったいないことです。

 

 

ライフスタイルの変化

高校や大学を出るとき、まず正社員を目指して就職活動をするというのはとても一般的な考え方ですよね。

就職が決まり、何年か働く。

すると転機がやってくることがあります。

違うことがしたい、結婚・出産をした、親の介護が必要になった…。

そんな時考える転職・復職は、正社員ではない働き方を選ぶ場合が多くありそうです。

 

 

何を重視して、どのような働き方をするか、よく考える必要がありますね。

次回からは正社員以外の働き方についてお伝えします。

category / 地方での転職活動のコツ

TOPへ戻る