「四国ユニーク人材採用企業」その六 高知県高知市のエネルギー物流などを中心とする多角経営企業
2015年5月13日 by加藤 士陽
まだ5月だというのに台風が日本に上陸しました。
四国でもJRの線路上に台風の影響で倒れかかった木を除去するのに、ダイヤの乱れがでていました。
ただ台風が過ぎた後は空気中の粒子なども流れてしまうので、景色はとても美しいです。
写真は四国山脈の赤石山です。
四国は東西の中央に1800m級の山が連なる四国山脈があります。
その山脈があるために、瀬戸内側の香川県、愛媛県と太平洋側の高知県とは、
明治時代以降、交通網が発達するまでは人の往来が困難で、高知県は独自の産業が発達してきました。
三菱財閥の基礎をつくった岩崎弥太郎も高知県の出身です。
本日紹介する企業も江戸時代に創業し、
現在では、鉱業・建設・アグリ・エネルギー・物流等の約40社からなる多角型の企業になっています。
社員総数は約1,200人でグループの売上高は約760億円にのぼります。
採用ご担当者の話は、終始「社是」である
商は信用第一
経営は堅実に
心には新風を
をもとにお話していただきました。
どのように事業を築いていったかという、会社の歴史の話では、
時代の節目には、その時の社会情勢や流行があり、
つい乗ってしましそうな儲け話がありますが、
事業を起こす際の基準は、お客様やパートナーとの関係性を大事にするそうです。
そういった姿勢ですから、ときには裏切られる時もあるそうですが、
もっと長い期間で考えると、この社是は間違っていないそうです。
190年以上も続く企業の話を聞くと、物事を短期的に考えてしまう自分を反省してしまいました。
そんな企業さんですから、採用したい人物像も「信用、信頼」がキーワードになります。
高知県の老舗企業でも、「新風」を起こすため、積極的な中途採用活動をしています。
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