新居浜市の産業遺産群と「あかがねミュージアム」の求人について

2015年5月5日 byアビリティー・センター

愛媛県新居浜市の総合文化施設「あかがねミュージアム」が現在建設中です。

この施設では美術館や新居浜市の地方祭で活躍する太鼓台ミュージアムも併設される予定です。
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「あかがね」とは銅のことで、文化施設の流線型の外壁には、そのカーブにあわせて銅版が張られています。

 

ミュージアムの象徴になっている銅は、

かつて愛媛県新居浜市の山麓部にあった別子銅山(べっしどうざん)から採鉱されていました。

別子銅山は1690年に発見され、1973年(昭和48年)に閉山するまでに約280年間に70万トンを産出し、

発見から現在まで住友家(現在は住友金属鉱山株式会社)が経営し、

住友が日本を代表する巨大財閥となる礎となりました。

 

 

ゴールデンウィーク中に、世界文化遺産「明治日本の産業革命遺産」に登録勧告とういう嬉しいニュースがありました。

 

新居浜市にも銅鉱石の採掘、精錬に使用された工場・鉱業所だけでなく、社宅など生活の場も含め、産業遺産群が現存しています。

その遺産群は新居浜市の別子地区から、標高1600m級の赤石山を越え北側の東平、端出場地区、山根地区から

新居浜市市街地の北側海岸部の星越、惣開、新居浜港まで、

さらには、新居浜市北西の瀬戸内海沖合いの四阪島の広範囲にあります。
「明治日本の産業革命遺産」が世界遺産に認められれば、

新居浜市の産業遺構群も再度認められるきっかけになるかもしれません。

 

 

その「あかがねミュージアム」では、2015年7月18日のオープンに向け、

施設を運営するスタッフを募集しています。

 

愛媛県新居浜市の文化資産の普及活動に携わりたい方は、是非チェックしてみてください。

 

求人:博物館(美術館)事業の企画・実施◆経験を活かしたい方

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