【転職事例】お互いの希望条件があわなかった・・・それでも満足のいく転職に。

2014年12月15日 byアビリティー・センター

今回は人材紹介コンサルタントの片上から、転職事例をご紹介します。

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こんにちは。人材紹介コンサルタントの片上です。
今回は、私が関わった転職成功エピソードを一つご紹介します。

 

「営業人材で良い人がいれば紹介して欲しい」

以前より、ずっとお世話になっていたお客様企業A社からのご依頼がありました。

お客様のご要望

営業経験者。できれば、首都圏での営業経験がある方

業界経験者

管理職経験がある、もしくはそのポテンシャルのある方。15名ほどの営業マンをまとめて欲しい

年齢は、組織構成から考えて20代後半~30代後半まで

一緒に会社を盛り上げてくれるような方

文系か理系かといえば、理系

 

 

求職者B氏との出会い。

お客様のご要望にあった求職者の方を探しているときに、偶然「四国転職net」から転職支援サービスに申し込まれたB氏とで出会いました。

B氏のキャリア、希望条件はこのようなものです。

40代前半

1社で約20年の営業経験者

所長経験(約3名)あり

初めての転職、次の会社で定年まで働きたい

文系、性格は温厚

会社の事業縮小が理由で退職日が決まっている

ご家族がいらっしゃるので、単身での異動は可能、できたら自宅から通いたい

 

 

B氏との面談。転職についてのお話を伺いました。

年齢面も経験面も企業の希望と沿わないので提案しても進捗が難しいのではないかと悩みながら、B氏と面談させていただきました。

面談の際には、キャリアのヒアリングだけではなく、仕事観や人柄にも興味を持ちながらお話を伺います。

面談を通して、B氏の落ち着いた物腰が非常に好感が持てると感じ、

「この方なら絶対どこかに決まる!」

と思い、今までに積み上げてきた転職コンサルタントとしての直感を信じて、B氏にはA社をご紹介させていただきました。

 

 

ご希望に合っていない部分も・・・。それでも一度会っていただきたい!

A社支店長にはB氏をご紹介した際に、「年齢が希望よりも高く、業界経験がないことから悩ましい」とお返事をいただいていました。

ですが、B氏のキャリア・お人柄を紹介させていただき「どうか一度会ってもらいたい!」という想いを伝えたところ、面接の機会をいただくことができました。

 

あとは、トントン拍子。

支店長面接時に、A社支店長からも、B氏からもお互い非常に良い印象を持ち、無事役員面接にも進むことができました。

 

 

決め手は、実務経験+α。入社決定!

結果、募集していた支店、部署ではなく、ご自宅から通える範囲にある支店、部署での入社が叶いました。

 

「営業力もさることながら、これまでされてきた仕事の話を通して伝わる仕事観、既存社員ともうまくやってもらえそうなお人柄、これからA社を支えていってくれる人材だと感じました。」と内定の連絡をいただいたのです。

 

もちろん、B氏はとても喜ばれました。営業職を希望してはいましたが、全く想定をしていなかった業界への転職を決めたB氏は、

「知識を増やす(覚えることが多い)のが一番大変!」

と入社後に話されていました。

 

 

転職はお見合いのようなもの、ということも伺いますが、これまでの実務経験+αで勝ち取られた転職だと思います。

また機会を持てたら、この転職についてのインタビューをお願いしたいと考えています。

category / 地方での転職活動のコツ

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